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J-GLOBAL ID:201902258157982981   整理番号:19A0714543

カリクレイン-キニン系はマウスモデルにおける結腸直腸肝転移の進行を調節する【JST・京大機械翻訳】

The kallikrein-Kinin system modulates the progression of colorectal liver metastases in a mouse model
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 382  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カリクレイン-キニン系(KKS)は,いくつかの癌における腫瘍進行において役割を果たすことが見出されている。KKS代謝カスケードは2つのクロストーク受容体を介したシグナル伝達に依存する;ブラジキニン受容体1(B1R)とブラジキニン受容体2(B2R)。キニン受容体の活性化は,血管透過性の増加および腫瘍増殖に多様な影響を及ぼす宿主炎症反応の誘導を含む複数の病態生理学的機能の原因である。マウスおよびヒトCRC細胞系におけるB1RおよびB2R発現を調べた。腫瘍増殖と進行の変化を,B1RまたはB2R遮断薬による治療後の結腸直腸肝転移(CRLM)を有する雄性CBAマウスで評価した。ヒトSW-480およびマウス結腸直腸癌(MOCR)細胞株のin vitro培養を,B1RまたはB2Rブロッカー処理後の増殖および移動特性の変化について検討した。両結腸直腸癌細胞株はB1RおよびB2R発現に対して強い陽性を示した。両受容体の阻害は腫瘍増殖を遅延させたが,B1R遮断のみが腫瘍負荷を有意に減少させ,腫瘍アポトーシスを増加させた。どちらかの受容体の遮断は,in vivoで腫瘍血管新生を低下させ,in vitroで結腸直腸癌細胞の増殖と移動を有意に阻害した。まとめると,本研究はキニン受容体遮断が腫瘍増殖を阻害し,その侵入特性を低下させることを示し,KKS操作が結腸直腸癌治療における新規標的であることを示唆した。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (46件):
  • CA Cancer J Clin; Global cancer statistics; A Jemal, F Bray, MM Center, J Ferlay, E Ward, D Forman; 61; 2; 2011; 69-90; 10.3322/caac.20107; citation_id=CR1
  • Bull Acad Natl Med; epidemiology of colorectal cancer liver metastases; J Faivre, S Manfredi, AM Bouvier; 187; 5; 2003; 815-822; citation_id=CR2
  • Surg Clin North Am; Experience with colorectal carcinoma metastatic to the liver; NC Saenz, B Cady, WV McDermott, GD Steele; 69; 2; 1989; 361-370; 10.1016/S0039-6109(16)44791-2; citation_id=CR3
  • ANZ J Surg; Selective targeting of the tumour vasculature; LS Chan, J Daruwalla, C Christophi; 78; 11; 2008; 955-967; 10.1111/j.1445-2197.2008.04712.x; citation_id=CR4
  • Ann Surg; Rates and patterns of recurrence following curative intent surgery for colorectal liver metastasis: an international multi-institutional analysis of 1669 patients; MC de Jong, C Pulitano, D Ribero, J Strub, G Mentha, RD Schulick, MA Choti, L Aldrighetti, L Capussotti, TM Pawlik; 250; 3; 2009; 440-448; citation_id=CR5
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