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J-GLOBAL ID:201902258261162884   整理番号:19A2822344

貧血のない鉄欠乏症の若い日本人女性の血清脂質プロファイル【JST・京大機械翻訳】

Serum lipid profiles of young Japanese women with iron deficiency without anemia
著者 (3件):
資料名:
巻: 57  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0779A  ISSN: 0946-672X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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約20歳の若い女性における貧血(IDNA)のない鉄欠乏と血清脂質プロファイルの間の関係を評価することを目的とした。本研究は,日本,東京の首都圏においてミネラル/ビタミンサプリメントを摂取しない18~22歳の非貧血(ヘモグロビン≧12g/dL)女性ボランティアを含んだ。これらのボランティアは,それらのsfer(血清フェリチン)レベルに基づいて2つの群に分類された:正常群(sfer≧20ng/mL,n=36)およびIDNA群(sfer<20ng/mL,n=29)。脂質レベルと鉄状態を含む血液学的および生化学的パラメータを測定するために,10~12時間絶食後,これらのボランティアの被蓋静脈から静脈血サンプルを得た。各群の結果をStudentのt検定またはマンホイットニーU検定(不均一分散のため)を用いて比較した。血清コレステロール値は女性の鉄状態に依存して変化した。IDNA群における血清高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-C)レベルは,正常群におけるそれより有意に高かった(P=0.006)。しかしながら,総コレステロール(T-CHO),トリグリセリド(TG)および低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL-C)のレベルは,群間で有意差がなかった。血清LDL-Cレベルは,IDNA群におけるsferレベルと明らかに有意に相関していた(Kendallの順位相関0.264,P=0.044)が,正常群においてはそうではなかった。sferレベルは両群で血清HDL-Cと相関しなかった。IDNAを有する若い女性における高い血清HDL-Cレベルの理由はまだ明らかではない。正常群と比較して,ふすまを含む摂食パンの頻度は有意に高く(P=0.031),ヨーグルトに対するそれはIDNA群において有意に低かった(P=0.040)。Cornell Medical Indexを用いて測定された感染に感受性のある女性の割合は,IDNA群において,正常群におけるよりも有意に高かった。感染に対する感受性の間で,IDNA群におけるボランティアの血清HDL-Cレベルは,正常群におけるボランティアのそれより有意に高かった(P=0.024)。著者らの知見は,脂質パラメータがIDNAおよび感染に対する感受性と関連している可能性があることを示唆する。IDNAを有する個人における血清コレステロールレベルの変化の基礎となる機構およびこれらの知見の臨床的意義を解明するために,さらなる研究が必要である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般 

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