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J-GLOBAL ID:201902258300672212   整理番号:19A1280609

TNF-αによるマトリックスメタロプロテイナーゼ-9(MMP-9)を分泌する腹膜中皮細胞の刺激:胃癌細胞の浸潤における役割【JST・京大機械翻訳】

Stimulation of Peritoneal Mesothelial Cells to Secrete Matrix Metalloproteinase-9 (MMP-9) by TNF-α: A Role in the Invasion of Gastric Carcinoma Cells
著者 (10件):
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巻: 19  号: 12  ページ: 3961  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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最近,腫瘍壊死因子(TNF-)のような炎症性サイトカインが癌細胞からマトリックスメタロプロテイナーゼ-9(MMP-9)の分泌を上方制御し,それにより腹膜播種を促進することが認識されている。本研究では,TNF-αが,ザイモグラフィーにより評価されたように,MMP-9を分泌するために腹膜中皮細胞を刺激することを見出した。TNFによって誘発された中皮細胞におけるMMP-9遺伝子発現を,定量的RT-PCR分析によって確認した。次に,Boydenチャンバー系においてマトリゲル層上に培養した中皮細胞の単層から成る再構成人工中皮腫を用いて,癌細胞浸潤に及ぼすTNFの影響を調べた。再構成された中皮腫によるMKN1ヒト胃癌細胞の移動は,用量依存的にTNFにより促進された。増加したMKN1細胞移動は抗3インテグリン抗体により部分的に阻害され,侵入過程はインテグリン依存性機構を含むことを示した。最後に,Matrigel膜へのMMP-9ノックダウンMKN1細胞の侵入が,精製したプロMMP-9の外因性添加により増強されることを観察した。これらの結果は,中皮細胞からのTNF誘導MMP-9分泌が胃癌の転移性播種において重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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腫ようの実験的治療  ,  細胞生理一般  ,  循環系の基礎医学 
引用文献 (38件):
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