文献
J-GLOBAL ID:201902258302630601   整理番号:19A2855723

治療免疫療法のためのToll様受容体3(TLR3)アゴニストARNAX【JST・京大機械翻訳】

A Toll-like receptor 3 (TLR3) agonist ARNAX for therapeutic immunotherapy
著者 (5件):
資料名:
巻: 147  ページ: 37-43  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0338A  ISSN: 0169-409X  CODEN: ADDREP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
免疫増強アジュバントと組み合わせた腫瘍抗原から成るワクチン免疫療法は,細胞傷害性T細胞(CTL)増殖を促進する。臨床的に,ポリI:Cは癌ワクチンプロトコルを増強するアジュバントとして使用されている。しかしながら,その長い歴史によると,ポリI:Cはサイトカイン毒性を引き起こす炎症を促進する。チェックポイント阻害剤免疫療法は進行癌患者の予後を改善しているが,75%以上の患者は抗プログラム細胞死蛋白質1(PD-1)またはそのリガンド,PD-L1治療に対して抗体(Ab)に対する耐性を経験し続けている。ほとんどの場合,患者は抗PD-1/L1 Ab療法中の炎症に起因する有害事象を被り,患者のクオリティオブライフに対する重大な障害である。二本鎖(ds)RNAとポリI:Cの機能的性質を研究し,マウスモデルにおける血清炎症性サイトカインのレベルの有意な増加をほとんど誘導する核酸アジュバントを開発した。ARNAXと称するこのアジュバントは,樹状細胞(DCs)におけるToll様受容体3(TLR3)のエンドソーム標的を特異化するDNAキャップdsRNAから成る。このアジュバントは,免疫療法を受けている癌を有する高齢患者における投与に対して安全であることが期待される。ここでは,マウスにおける免疫療法に対するARNAXの性質をまとめた。著者らは,DCプライミングが抗腫瘍免疫を誘導するために必須であることを示唆する。外因性炎症も腫瘍抗原の投与も,常にDC仲介CTL増殖の必要条件ではない。著者らのマウスデータをヒトに外挿することができれば,ARNAXと遊離内因性腫瘍抗原は,治療抵抗性腫瘍患者に対する現在の治療の効果を促進する可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る