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J-GLOBAL ID:201902258312068326   整理番号:19A0310623

5/6腎臓切除後の慢性腎臓病は腸内細菌叢を撹乱し,腸運動性を変化させる【JST・京大機械翻訳】

Chronic kidney disease after 5/6 nephrectomy disturbs the intestinal microbiota and alters intestinal motility
著者 (11件):
資料名:
巻: 234  号:ページ: 6667-6678  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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器官-器官クロストークはホメオスタシスに関与する。胃腸症状は腎不全患者において一般的である。本研究の目的は,慢性腎臓病における胃腸運動性と胃腸症状の間の関係を明らかにすることであった。著者らは,5/6腎切除後の慢性腎臓病のC57BL/6マウスにおける研究を行った。消化管運動性は,回腸のex vivo応答と,電場刺激に対する遠位結腸ストリップを評価することにより評価した。糞便をマウスから収集し,腸内微生物相の組成を16SリボソームRNA配列決定を用いて分析した。5/6腎切除後の慢性腎臓病マウスは糞便量の減少を示し,この便秘は回腸運動性における収縮反応の抑制及び遠位結腸運動性における弛緩反応の減少と相関した。尿毒症毒素の1つであるスペルミンは回腸運動性における収縮反応を阻害したが,4種類の尿毒症毒素は遠位結腸運動性における弛緩反応に対して効果を示さなかった。5/6腎切除処置は,マウスにおける腸内微生物相のバランスを乱した。運動異常調節と便秘は,抗生物質処理によって解決した。5/6腎摘出マウスにおけるインターロイキン6,腫瘍壊死因子α,およびiNOSの発現レベルは,遠位結腸で増加したが,回腸では増加しなかった。加えて,5/6腎切除マウスにおけるマクロファージ浸潤は,遠位結腸で増加したが,回腸では増加しなかった。5/6腎切除は消化管運動性を変化させ,腸内微生物叢を変化させ,結腸炎症を引き起こすことにより便秘を引き起こすことを見出した。これらの知見は,腎不全が胃腸の調節不全と著しく関連していることを示す。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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