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J-GLOBAL ID:201902258344035131   整理番号:19A2297763

パラジウム(II)ピンセット化学における有機リン(V)化合物の応用範囲の拡張【JST・京大機械翻訳】

Extending the Application Scope of Organophosphorus(V) Compounds in Palladium(II) Pincer Chemistry
著者 (10件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 1062-1080  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0965A  ISSN: 0276-7333  CODEN: ORGND7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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1-ジメチルチオカルバモイルオキシ-3-ジフェニルホスフィノベンゼンを,X=S,Se,O,NR(R=Ph,4-NO_2C_6H_4,COOtBu,CH_2Ph),またはCHR′(R′=COOEt,CN)のP=X配位アームを有するチオカルバミド酸ドナー基を結合した一連の有機-(V)pincer配位子の合成のためのキー前駆体として用いた。得られた配位子(個々の化合物または反応混合物中でin situで生成した)の直接シクロパラジウム化により,5員環および6員環の縮環した金属環状化合物が得られた。ホスフィンスルフィドとホスフィンセレン化物誘導体の場合,シクロパラジウム化は室温でCH_2Cl_2中で容易に達成され,高収率で目標ピンサー錯体をもたらした。それらのホスフィンイミドとホスホニウムイリドは温和な反応条件下でも得られたが,収率は配位子安定性(35~93%)に強く依存した。ホスホリル官能化配位子の場合でも,所望のピンサー型錯体が約15%の収率で合成されたが,金属化の主な方向は,OC-(S)-Nme_2部分におけるメチル基の1つのC-(sp3)-H結合活性化であった。得られたピンサー錯体におけるκ3-S,C,X-配位(X=S,Se,O,N,又はC)の実現を,多核NMR(1H,13C,31P及び77Se)及びIR分光データに基づいて明確に確認した。比較単結晶XRD分析により,補助P-(V)-ドナー基の性質に依存して得られたパラダサイクルの主な構造的特徴を明らかにすることができた。さらに,固相シクロパラジウム化の可能性を,ホスフィンカルコゲナイドと安定なホスフィンイミド配位子の例により示した。ほとんどの場合,このアプローチは,従来の溶液ベースの方法よりも,同じまたはより高い効率を有する望ましい錯体を与えた。いくつかのヒト癌細胞株に対して得られたいくつかの複合体の細胞毒性活性に関する予備的研究は,ホスフィンイミドに基づくパラダサイクルの高い活性を明らかにし,この分野におけるさらなる研究を可能にした。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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白金族元素の錯体  ,  有機白金族化合物 
タイトルに関連する用語 (5件):
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