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J-GLOBAL ID:201902258382538900   整理番号:19A0788604

上流読み取り枠におけるRNA G-四重鎖はヒトmRNAのDHX36-およびDHX9依存性翻訳を引き起こす【JST・京大機械翻訳】

RNA G-quadruplexes at upstream open reading frames cause DHX36- and DHX9-dependent translation of human mRNAs
著者 (9件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 229  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7384A  ISSN: 1474-760X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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mRNAの5′-非翻訳領域(5′-UTR)のRNA二次構造は遺伝子発現の転写後調節に重要である。一方,非正準Hoogsteen対G四重鎖(rG4)構造が翻訳開始の調節に寄与することは明らかであるが,rG4sにより調節されるヒトmRNAの性質と程度は知られていない。ここでは,rG4形成が翻訳を調節する機構に新しい洞察を与える。トランスクリプトーム-ワイドリボソームプロファイリングを用いて,HeLa細胞におけるrG4駆動mRNAを同定し,非効率的に翻訳されたmRNAの5′-UTRにおけるrG4sが高リボソーム密度及び抑制性上流オープンリーディングフレーム(uORF)の翻訳と関連することを明らかにした。rG4-巻き戻しヘリカーゼDHX36とDHX9の枯渇はrG4関連uORFの翻訳を促進し,一方,プロトオンコジーン,転写因子及びエピジェネティック調節因子を構成する転写産物のコード領域の翻訳を減少させることを示した。DHX9結合部位のトランスクリプトームの広い同定は,還元された翻訳がヘリカーゼとそのrG4基質間の直接的な物理的相互作用を介して仲介されることを示す。本研究では,翻訳効率が5′-UTR内のrG4sのDHX36およびDHX9依存性折畳み/非折畳みにより調節されるヒトmRNAを同定した。5′-UTR内の未解決のrG4sが上流の開始コドン上で80Sリボソーム形成を促進する翻訳調節の以前に未知の機構を明らかにし,下流の主要なオープンリーディングフレームの翻訳の阻害を引き起こす。著者らの知見は,rG4sとヘリカーゼの相互作用が将来の治療的介入のために標的化できることを示唆する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 
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