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J-GLOBAL ID：201902258563687353   整理番号：19A1617425

記憶の継承のための災害復興プロセスの共有に関する研究

STUDY ON SHARING OF DISASTER RECONSTRUCTION PROCESS FOR TRANSMISSION OF MEMORY AND EXPERIENCE IN KUMAMOTO EARTHQUAKE

著者 (2件)： 古賀健太 (熊本大) ,  田中尚人 (熊本大 熊本創生推進機構)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 59  ページ： ROMBUNNO.172  発行年： 2019年06月 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年の熊本地震から約3年を経た現在,災害時や復旧・復興における課題を明らかにし,被災の軽減,速やかな復旧・復興,他地域への教訓を得るために,記憶の継承が重要だとされている.本研究の目的は,被災地における復興プロセスの実態を記述し,共有するための仕組みを構築することである.そのために,熊本県上益城郡益城町平田・柳水地区において,11名の被験者の記憶・経験をオーラルヒストリーの手法によりまとめた.その結果,被験者にとってありのままの事実を聴取できたが,その内容は,震災直後の被害や避難の意向等に偏っており,復興過程のエピソードを聞くことはできなかった.そのために追加でヒアリング調査を実施し,復興過程を明らかにした.復興のきっかけには,「他者との関わり」と「生活環境の変化」の2種類に大別できた.(著者抄録)

シソーラス用語： 大地震 ,  熊本県 ,  *災害復旧 ,  歴史 ,  面接調査 ,  経時変化 ,  住環境 ,  情報共有 ,  住民 ,  *継承 ,  *震災 ,  避難 ,  仮設住宅 ,  避難地区 ,  地域社会 ,  農村 ,  オーラルヒストリー ,  益城町 ,  2016年熊本地震
準シソーラス用語： ヒアリング調査 ,  *災害教訓継承 ,  地域住民 ,  平成28年熊本地震

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 継承 ,  災害復興 ,  プロセス ,  共有 ,  研究