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J-GLOBAL ID：201902258782134302   整理番号：19A1654864

RNA-seqを用いた天然アブラナ科群集における植物ウイルスに関する調査【JST・京大機械翻訳】

A Survey on Plant Viruses in Natural Brassicaceae Communities Using RNA-Seq

著者 (5件)： Kamitani Mari (Center for Ecological Research, Kyoto University, Shiga, Japan) ,  Kamitani Mari (Faculty of Agriculture, Ryukoku University, Shiga, Japan) ,  Nagano Atsushi J. (Faculty of Agriculture, Ryukoku University, Shiga, Japan) ,  Honjo Mie N. (Center for Ecological Research, Kyoto University, Shiga, Japan) ,  Kudoh Hiroshi (Center for Ecological Research, Kyoto University, Shiga, Japan)
資料名： Microbial Ecology  (Microbial Ecology)
巻： 78  号： 1  ページ： 113-121  発行年： 2019年 
JST資料番号： W4733A  ISSN： 0095-3628  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物ウイルスに関する研究は作物病に偏っており,自然植生におけるウイルスについてはほとんど知られていない。著者らは,中央日本の3つの地域植物群落で発生する野生アブラナ科植物における植物ウイルスの広範な調査を行った。RNA-SeqをrRNAの選択的枯渇により適用した。これにより,全てのゲノム報告ウイルスの感染を同時に検出することができた。Turnipモザイクウイルス(TuMV),キュウリモザイクウイルス(CMV),Brassica yellowウイルス,Pelargonium zonate spotウイルス,およびArabidopsis halleri partitivirus 1の感染を,2つの多年生種,Arabidopsis hallei subsp.gemmiferaおよびRorippa indicaから検出した。de novo集合により,アラビア属fragellosaにおける推定新規ウイルスの部分配列をさらに検出した。ウイルス種組成と感染率は,サイトと植物種によって異なった。ウイルスは多年生クローン植物A.halleriから最も頻繁に検出され,複数年にわたるウイルスの高クローン伝播率が確認された。TuMVとCMVの系統発生分析は,野生アブラナ科からのウイルス株が作物植物からの他の報告株とこれらのウイルスの主要クレードとして含まれていることを示し,ウイルスが野生植物と作物の間で共有されていることを示唆した。著者らの研究は,自然植物個体群におけるウイルスの分布がウイルスと宿主の生活史の組合せによって決定されることを示した。自然植物群落におけるウイルス分布の解明は,植物ウイルスの生態に関する知識を改善する。Copyright 2018 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 野生植物 ,  *植物ウイルス ,  植物群落 ,  rRNA ,  生態 ,  ゲノム ,  農作物 ,  *アブラナ科 ,  個体群 ,  *RNA【核酸】 ,  クローン ,  Arabidopsis ,  アブラナ属
準シソーラス用語： クレード ,  *RNA-seq , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 無症候性感染 ,  アブラナ科 ,  植物群落 ,  植物ウイルス ,  RNA-seq ,  ウイルス生態学

分類 (1件)： ウイルスによる植物病害  (FC04054G)

タイトルに関連する用語 (5件)： RNA-seq ,  アブラナ科 ,  群集 ,  植物ウイルス ,  調査