文献
J-GLOBAL ID:201902258967856478   整理番号:19A2032169

統合失調症患者における幻覚体験の概日パターン:慢性薬理学の可能性【JST・京大機械翻訳】

Circadian patterns of hallucinatory experiences in patients with schizophrenia: Potentials for chrono-pharmacology
著者 (12件):
資料名:
巻: 117  ページ: 1-6  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0194A  ISSN: 0022-3956  CODEN: JPYA3E  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,統合失調症の患者における精神症状の可能性のある概日パターンを調査することであり,それは投与スケジュール/レジメン,すなわちクロノ薬理学に反映される可能性がある。少なくとも2週間,リスペリドン,オランザピンまたはパリペリドンで単剤療法を受けている,聴覚幻覚を報告した統合失調症(ICD-10)患者を含めた。被験者は,8つの期間(すなわち,00:00-03:00,03:00-06:00,06:00-09:00,09:00-12:00,12:00-15:00,15:00-18:00,18:00-21:00,および21:00-24:00)の間に,聴覚幻覚の時間および継続時間を記録するために,日記および質問を行った。日記において,投薬量と睡眠の時間も記録した。抗精神病薬によるピークおよびトラフドーパミンD_2受容体遮断の時間および程度は,2つのまばらに集められた血漿薬物濃度から推定された。聴覚幻覚の罹患率と期間を,それぞれ8つの期間の間で統計学的に調べた。49名の患者が本研究に参加した(平均±SD年齢,50.7±14.8歳;男性36名(73.5%),入院患者34名(69.4%))。聴覚幻覚は最も頻繁に発生し,18:00~21:00(75.5%(37/49)と1.37±1.67h)の期間に最も長い期間持続した。これは,ピークとトラフの間のD_2受容体占有率の差が2%未満であるという事実にもかかわらず,安定した薬物送達を示している。抗精神病薬によるドーパミンD_2受容体遮断は安定しているので,本研究で見出された夜間概日パターンは,夜間の内因性ドーパミン作動性変動または一般的な環境を反映している可能性がある。これらの概日パターンは,統合失調症患者に対する「色薬理学」の文脈において個別化治療アプローチを考案すると考えられる可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
精神障害  ,  精神障害の薬物療法  ,  精神科の臨床医学一般  ,  精神科の基礎医学 

前のページに戻る