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J-GLOBAL ID：201902258975374232   整理番号：19A1888227

金ナノ粒子の表面キラリティはHSAのフィブリル化に影響するか?【JST・京大機械翻訳】

Does Surface Chirality of Gold Nanoparticles Affect Fibrillation of HSA?

著者 (3件)： Sen Shubhatam (Advanced Technology Development Centre, Indian Institute of Technology Kharagpur, India) ,  Dasgupta Swagata (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Kharagpur, India) ,  DasGupta Sunando (Department of Chemical Engineering, Indian Institute of Technology Kharagpur, India)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 34  ページ： 18935-18946  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アミロイド線維化に及ぼすナノ粒子の表面キラリティーの影響を実証するために,ヒト血清アルブミン(HSA)の線維化に対するグルタミン酸の2つのエナンチオマ型(すなわち,d-およびl-)を用いて合成したキラル金ナノ粒子の阻害効果を調べた。ここでは,グルタミン酸のエナンチオマを還元および安定化/キャッピング剤として用いた。表面キラリティーは,d-グルタミン酸媒介金(DGAu)とL-グルタミン酸媒介金(LGAU)ナノ粒子の間の唯一の主要な違いであることが分かった。種々の生物物理学的手法,例えば混濁度アッセイ,チオフラビンT蛍光速度論,コンゴーレッド結合研究,円偏光二色性分光法,蛍光顕微鏡法および透過型電子顕微鏡法を用いて,フィブリル化過程をモニターした。実験結果はDGAuがLGAUよりHSAフィブリルの形成を阻害するのにより効果的であることを示した。更に,HSAフィブリル化に対するDGAu及びLGAUの微分阻害効果を,Trp蛍光消光及び等温滴定熱量測定により明らかにされたHSA分子とのナノ粒子の異種相互作用挙動に基づいて記述した。金ナノ粒子の表面キラリティーは,吸着HSA分子の配向モードを含む蛋白質吸着動力学に強く影響し,異なる程度へのフィブリル化の阻害を引き起こすことが示唆された。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 効果 ,  速度論 ,  *ナノ粒子 ,  蛍光 ,  エナンチオマ ,  吸着 ,  *フィブリル化 ,  線維症 ,  スルホン酸 ,  芳香族アミン ,  アゾ化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： 等温滴定熱量測定 ,  *フィブリル ,  *キラリティ ,  *金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (3件)： コンゴーレッド ,  チオフラビンT ,  グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 金ナノ粒子 ,  キラリティ ,  HSA ,  フィブリル化