抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:CT灌流画像(CTPI)による血栓溶解が原因不明の発病時間に対する急性脳梗塞患者の治療効果を検討する。方法:60例の発病時間不明の急性脳梗塞患者に対し、CTPI検査により虚血半暗帯(IP)の有無をIP群34例、非IP群26例に分けた。同期発症時間<4.5時間の急性脳梗塞患者30例を対照群とした。IP群、対照群はいずれも組織型プラスミノーゲン活性化因子阻害剤(rt-PA)アルテプラーゼを用いて静脈血栓溶解治療を行い、非IP群は通常の対症治療を行った。各群の入院前後の米国国立衛生研究院脳卒中尺度(NIHSS)スコア、BartheI(BI)指数、改良Rankinスケール(mRS)の変化、臨床治癒率及び血栓溶解不良反応の発生率を比較した。結果:入院後24時間及び7日、対照群、IP群のNIHSSスコアはいずれも入院前より明らかに低下したが、非IP群は入院後7日NIHSSスコアが入院前より明らかに低下した(P<0.05)。対照群とIP群のNIHSSスコアに有意差はなかった(P>0.05)。入院後30日、対照群、IP群のBI指数、mRSスコアはいずれも入院前より明らかに改善し、しかも臨床治癒率は非IP群より優れ、統計学的有意差があった(P<0.05)。対照群、IP群のBI指数、mRSスコア、臨床治癒率を比較すると、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。3群の入院後30日以内の血栓溶解不良反応の発生率に有意差はなかった(P>0.05)。結論CTPI指導下の血栓溶解治療は有効に“時間窓指導下の血栓溶解モード”を補い、早期に急性脳梗塞患者の虚血半月間帯を発見でき、適切な血栓溶解治療患者を選別し、特に発病時間が不明の急性脳梗塞患者に適する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】