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J-GLOBAL ID:201902259447198967   整理番号:19A0790263

熱ショック因子1(HSF1)の発現増加は胃癌患者における生存不良と関連する【JST・京大機械翻訳】

Increased expression of heat shock factor 1 (HSF1) is associated with poor survival in gastric cancer patients
著者 (12件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 80  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7477A  ISSN: 1746-1596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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熱ショック因子1(HSF1)は熱ショック蛋白質をコードする転写因子として最初に同定され,これは損傷蛋白質の再折畳みまたは分解を支援する。最近の研究は,HSF1が腫瘍進行を調節する癌遺伝子として作用することを報告している。本研究は,胃癌(GC)におけるHSF1発現の臨床病理学的意義と予後的価値を明らかにすることを目的とした。癌ゲノム地図(TCGA)からのデータを用いて,GCおよび正常組織におけるHSF1発現を分析し,一方,8対の新鮮凍結組織サンプルを用いて,定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qRT-PCR)およびウェスタンブロット法を用いて,GC組織および隣接正常組織におけるHSF1発現を調べた。HSF1発現と生存率を含む臨床病理学的パラメータの間の相関を,免疫組織化学的分析によって117のGC組織標本において調査した。バイオインフォマティクス分析,qRT-PCRおよびウェスタンブロットの結果は,HSF1発現が正常組織よりGC組織で高いことを示した。高いHSF1発現は,54.7%(64/117)の患者で見つかった。高いHSF1発現を有する患者は,より大きい腫瘍サイズ(P=0.001),進行性ボルマン分類(P=0.002),浸潤の進行深度(P=0.015),リンパ節転移(P<0.001),遠隔転移(P=0.011)および腫瘍結節転移(P<0.001)を有した。さらに,Kaplan-MeierおよびCox比例ハザード分析は,高いHSF1発現がGC患者における低い全体的生存および無再発生存と有意に関連し,高いHSF1発現がGC患者における長期生存の独立予後因子であることを示した。まとめると,著者らの結果は,高いHSF1発現が進行性腫瘍進行および予後不良と有意に相関していることを示している。加えて,HSF1発現はGC患者の予後のバイオマーカーとして役立つ。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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腫ようの診断  ,  血液の腫よう  ,  遺伝子発現  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  発癌機序・因子 
引用文献 (32件):
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