文献
J-GLOBAL ID:201902259518897442   整理番号:19A1412695

標高に対する種内葉形質応答のグローバルパターン【JST・京大機械翻訳】

Global patterns of intraspecific leaf trait responses to elevation
著者 (4件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 2485-2498  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2590A  ISSN: 1354-1013  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
標高勾配は,植物種の形質が非生物的および生物的環境変動にどのように応答するかを定量化するためにしばしば用いられる。しかし,そのような解析はしばしば空間的に制限され,単一斜面あるいは山岳域に沿って適用される。世界中の標高に対する種内葉形質の応答についてはほとんど知られていないので,ここでは,4大陸に位置する109植物種における葉形質の全体的メタ分析を行い,1983年と2018年の間に発表された71の研究について報告した。全球標高勾配に沿った7つの形態-生態生理学的葉形質の種内変化を定量化した:比葉面積(SLA),面積当たりの葉質量(LMA),単位質量当たりの窒素濃度(Nmass),単位質量当たりのリン濃度(Pmass)及び炭素同位体組成(δ13C)。LMA,Narea,Nmassおよびδ13Cは有意に増加し,SLAは上昇の増加とともに減少することを見出した。逆に,LAとPmassは,世界中の標高による有意なパターンを示さなかった。著者らは,より暖かい地域における標高によって,N区域,Nmass,Pmassとδ13Cにおいて著しくより大きな増加を見つけた。標高の増加に対するより大きな応答は,木本種と比較して草本のSLAに対して明らかであったが,他の形質に対してはそうではなかった。最後に,同じ上昇勾配内の形態学的及び生理学的特性を通しての共変動の証拠も検出した。要約すると,世界中の標高勾配にわたる種内葉形質変異の共通の種間パターンが存在することを示した。そのような変化が局所適応により遺伝的に決定されるか,表現型可塑性に起因するかに関わらず,ここで定量化された葉形質パターンは,植物種が温度条件の範囲で生きていることを示唆する。山岳生物相の分布は主に環境条件の変化に応じて斜面を移動させているので,著者らの結果は,山岳生態系の植物種が地球環境変化にどのように適応するかの理解を深めるために重要である。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌生物  ,  自然保護 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る