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J-GLOBAL ID：201902259519975212   整理番号：19A1883711

水-アセトニトリル混合物におけるα-キモトリプシンの選択的溶媒和/水和【JST・京大機械翻訳】

Preferential Solvation/Hydration of α-Chymotrypsin in Water-Acetonitrile Mixtures

著者 (2件)： Sirotkin Vladimir A. (Kazan Federal University, A.M. Butlerov Institute of Chemistry, Russia) ,  Kuchierskaya Alexandra A. (Kazan Federal University, A.M. Butlerov Institute of Chemistry, Russia)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 121  号： 17  ページ： 4422-4430  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,水-有機混合物中の低および高含水量における蛋白質高分子の優先的水和/溶媒和を監視することである。著者らのアプローチは,水/有機溶媒収着の絶対値の分析に基づいている。α-キモトリプシンと水-アセトニトリル混合物との優先的相互作用による蛋白質安定化/不安定化を推定するためにこのアプローチを適用した。高い含水量では,α-キモトリプシンは優先的に水和される。中間水含有量では,優先的相互作用は優先水和からアセトニトリルの優先的結合に変化した。赤外スペクトルから,α-キモトリプシンの構造の変化をアミドIバンドの構造の解析により決定した。アセトニトリルは分子間βシート凝集体に帰属される1626cm-1バンドの強度を増大させた。低い含水量では,蛋白質はガラス状(剛体)状態にある。アセトニトリル分子を受容する水素結合は,脱水蛋白質分子のみを溶媒和するのに効果的ではない。したがって,アセトニトリル分子は優先的に蛋白質表面から排除され,優先的水和をもたらす。このアプローチの利点;(i)水-有機混合物中の水含有量の全範囲において優先的相互作用パラメータを決定することができる。(ii)著者らのアプローチは,水,蛋白質,および有機溶媒のGibbsエネルギーの個々の評価を容易にする。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *水和 ,  赤外スペクトル ,  タンパク質 ,  収着 ,  β構造 ,  有機溶媒 ,  Gibbs自由エネルギー ,  含水量 ,  相互作用 ,  水素結合 ,  *溶媒和 ,  剛体 ,  脂肪族ニトリル
準シソーラス用語： 不安定化 ,  *α-キモトリプシン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 溶液論一般  (CB05010Z) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： アセトニトリル

タイトルに関連する用語 (6件)： 水 ,  アセトニトリル ,  混合物 ,  α-キモトリプシン ,  選択的溶媒和 ,  水和