抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】2次性肺結核と肺結核のCT所見の差異を調査する。方法:2016年6月から2018年3月まで、重慶市公衆衛生医療救助センターは臨床及び実験室検査で確定診断し、標準(治療前の完全臨床及び映像学資料を有する)に符合し、抗NTM及び抗結核薬物治療を受けなかった、塵肺、糖尿病、合併症を排除した。HIV或いは他の感染、しかも直径>10mmの空洞を伴うすべての細胞内マイコバクテリア肺疾患患者26例を観察群とする。無作為デジタル表法を用いて、同期に基準(標準と観察群と同じ)に符合する862例の続発性肺結核患者の中から、40例の患者を対照群とした。両群のCT検査所見の気管支拡張分類及び分布、空洞形態及び隣接胸膜肥厚、肺体積縮小、肺気腫、縦隔リンパ節腫大などの情況に対して統計学的分析を行った。結果:観察群には気管支拡張,静脈瘤状,嚢状気管支拡張,肺病巣石灰化,肺体積縮小,肺気腫,薄壁空洞,空洞近傍胸膜肥厚はそれぞれ92.3%(24/26),88.5%(23/26),57.7%(15/26)であった。【結果】69.2%(18/26),57.7%(15/26),73.1%(19/26),80.8%(21/26)は,それぞれ60.0%(24/40),35.0%(14/40),15であった。0%(6/40),15.0%(6/40),10.0%(4/40),25.0%(10/40),37.5%(15/40)で,有意差(x2値8.29,18.28,13.24,20.03;17.48,14.79,11.90,P<0.05)。観察群の大結節影(直径≧10mm)、結節辺縁のぼけ、単発空洞、厚壁空洞、縦隔リンパ節腫大、心膜液及び心膜肥厚はそれぞれ19.2%(5/26)、34.6%(9/26)、7.7%(2/26)、26であった。対照群[それぞれ57.5%(23/40),72.5%(29/40),37.5%(15/40),75.0%(30/40),47]は,対照群より,それぞれ,9%(7/26),23.1%(6/26),7.7%(2/26)で,有意に少なかった(それぞれ,57.5%(23/40),72.5%(29/40),37.5%(15/40),75.0%(30/40))。5%(19/40),30.0%(12/40)で,有意差があった(x2値はそれぞれ9.45,9.26,7.32,14.79,3.99,4.69,P<0.05)。観察群の気管支拡張なし、気管支拡張の12葉発生率はそれぞれ11.5%(3/26)、19.2%(5/26)であり、いずれも対照群[それぞれ40.0%(16/40)、50.0%(20/40)]より明らかに低かった。統計的有意差が認められた(x2値は6.23,6.34,P<0.05)。観察群の気管支拡張は,30.8%(8/26)と38.5%(10/26)で,それぞれ,30.8%(8/26)と38.5%(10/26)であり,対照群(5.0%(2/40),5.0%(2/40))より有意に高かった。統計的有意差が認められた(連続補正x2値は6.26,9.72,P<0.05)。観察群の静脈瘤状と嚢状気管支拡張が34葉を占める発生率は26.9%(7/26)で,対照群(5.0%,2/40)より著しく高かった(連続補正x2値は4.70,P<0.05)。【結語】空洞を伴う細胞内マイコバクテリア肺症患者のCT所見では,薄壁空洞,肺容積縮小,肺気腫,両側肺広静脈瘤,および嚢状気管支拡張は,二次性肺結核患者よりも多く,大結節影(直径>10mm),結節縁ぼけ,単発空洞,厚壁空洞,および結節性病変であった。縦隔リンパ節腫大、心包液は続発性肺結核患者より少なく、以上の特徴は両疾患の鑑別診断に役立つ。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】