文献
J-GLOBAL ID:201902259545024477   整理番号:19A2880391

液体/固体界面における六方晶系ピリジン大環状化合物の自己集合分子ネットワークにおける静電的に駆動されたゲスト結合 共吸着溶媒分子により誘起された対称性の破れ【JST・京大機械翻訳】

Electrostatically Driven Guest Binding in Self-Assembled Molecular Network of Hexagonal Pyridine Macrocycle at the Liquid/Solid Interface: Symmetry Breaking Induced by Coadsorbed Solvent Molecules
著者 (16件):
資料名:
巻: 35  号: 47  ページ: 15051-15062  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ここでは,静電相互作用によりその固有の多孔質空間における有機カチオンを結合する六方晶ピリジン大環状化合物を用いた液体/固体界面における自己集合二次元ネットワークの構築について述べた。この目的のために,6つのオクチルオキシメチル基,PyBM-C8を有する六方晶系ピリジニルエン-ブタジイニルエン大環状化合物(pybm)を合成した。ゲストとして,トロピリウム(Tr)テトラフルオロボラートとトリオキサトリアングルニウム(TOTA)ヘキサフルオロホスフェートを用いた。本研究では,(i)その濃度に応答して変化するPyBM-C8のネットワークパターン,及び(ii)マクロサイクルの多孔質空間に固定化されたゲストの位置に焦点を当てた。1,2,4-トリクロロベンゼン(TCB)と高度に配向した熱分解グラファイト(HOPG)の界面における走査型トンネル顕微鏡(STM)観察は,PyBM-C8が溶質濃度とアニーリング処理に依存して,4つの異なる多形,斜め,ゆるい六方晶系,線形,および長方形を形成することを明らかにした。溶媒TCB分子は,PyBM-C8(内部TCB)の本質的な多孔質空間だけでなく,ほとんどの場合,そのアルキル鎖(外部TCB)間のマクロサイクルの外側の空間にも共吸着される可能性がある。ゲストカチオンの添加により,小さいTrはサイズ不整合により細孔内で可視化されなかったが,より大きなTOTAは各細孔において明確に観察された。さらに,PyBM-C8の菱形充填パターンの高分解能STM画像に基づいて,TOTAがひし形パターンにおいて変形した六角形大環状コアの中心位置に置かれていることを実験的に明らかにした。分子力学計算に基づいて,TOTAの中心外位置が大環状コアの反対端に位置する二つの外部TCB分子との相互作用を通して六方晶大環状の変形に起因すると仮定した。共吸着された周囲の溶媒分子によって誘起された大環状ホスト骨格の対称性の破れは,液体/固体界面におけるホスト-ゲスト錯体形成において重要な役割を果たす。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  ,  液-気界面  ,  分子化合物 
タイトルに関連する用語 (11件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る