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J-GLOBAL ID：201902259697123869   整理番号：19A2913151

大学キャンパス内個室型喫煙所の有害物質及び粉じん分布状況

Distribution of hazardous substances and dust in smoking rooms on university campuses

著者 (5件)： 内田美穂 (東北工大) ,  大友敦博 (東北工大) ,  小野快 (東北工大) ,  大石祐弥 (東北工大) ,  本田大地 (東北工大)
資料名： 東北工業大学紀要(Web)  (Memoirs of the Tohoku Institute of Technology (Web))
号： 37  ページ： 1-9 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： U0928A  ISSN： 0285-3817  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北工業大学の八木山キャンパスと長町キャンパスで新たに建設された喫煙室内の有害物質と粉塵の濃度を調査した。両喫煙室において,ホルムアルデヒドは0.08ppmの室内濃度限界以上で頻繁に検出された。また,紛塵濃度は,すべての時間で0.15mg/m3のガイドラインレベル以上であった。有害物質と紛塵濃度の分布の地図は,特にホルムアルデヒドと紛塵に対して,喫煙室の部分の違う場所においてそれらの濃度が異なることを示した。喫煙室利用者の数はアンモニア濃度と正の相関があり,それは喫煙室の中で最高濃度物質であった。紛塵濃度の変動は小さいが,長町キャンパスの方が八木山キャンパスの喫煙室における紛塵濃度より高かった。喫煙室の入口の外の有害物質と塵埃の濃度は,正常な大気レベルであった。したがって,喫煙室の建設は,喫煙室外の人々に対する受動喫煙の影響を防ぐことができると考えられる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 宮城県 ,  *大学 ,  キャンパス ,  個別方式 ,  部屋 ,  *喫煙 ,  *有害物質 ,  *塵埃 ,  *濃度分布 ,  アンモニア ,  喫煙室 ,  *汚染物質 ,  *大気汚染物質 ,  *物質 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 東北工業大学 ,  八木山キャンパス ,  長町キャンパス

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (7件)： 大学キャンパス ,  個室 ,  喫煙 ,  有害物質 ,  粉じん ,  分布 ,  状況