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J-GLOBAL ID:201902259709071874   整理番号:19A0847486

日本の伝統織物縮緬

著者 (1件):
資料名:
号: 41  ページ: 25-28  発行年: 2019年03月30日 
JST資料番号: L5843A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・和服地の素材は,「織の/先染めの着物」の反物と「染の/後染めの着物」の白生地に大きく分けられ,織の着物地は織る前に精練された「有練織物」,白生地は製織後に精練された「無練織物」と呼称。和服地素材は多くは絹であり,代表的な有練織物は紬,無練織物は縮緬,羽二重があるが,本稿は友禅や小紋に使われている縮緬について詳述。
・日本の絹織物の生産量:世界の主要繊維需要量は化学繊維や綿が中心で増加傾向。絹の需要量は全体の0.16~0.25%程度。国内の織物生産量中で毛織物や綿織物に比べて,絹織物は1980年をピークに激減。
・縮緬の産地と縮緬の種類:経に引揃え生糸,緯に右/左撚りの強撚の緯糸を夫々交互に織り,精練してセリシンを洗い流して縮ませた織物。産地(丹後峰山地方(丹後縮緬),長浜地方(浜縮緬),岐阜(岐阜縮緬),福井(福井春江縮緬),桐生)。種類(一越縮緬,二越(古代)縮緬等々,生糸以外に玉糸/紡績糸使用や紋様使用あり)。この縮み皺(シボ)が独特のドレープ性と染色効果を付与。
・縮緬の力学特性および風合い:曲げ/引張特性値は紳士/婦人用スーツ地,ドレスシャツ地とほぼ同程度。一越縮緬や二越(古代)縮緬は,表面特性値,布厚さ,重量から表面皺/縮み易いとの欠点が挙げられる特徴。てかさ(剛性)や手触りの官能検査と力学特性値との関係を説明。
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分類 (4件):
分類
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繊維物理  ,  仕上げ  ,  織布  ,  養蚕一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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