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J-GLOBAL ID：201902259805549202   整理番号：19A0650166

電子スピン共鳴分光法によるラジカル重合と移動反応で生成したラジカルのキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Characterizations of radicals formed in radical polymerizations and transfer reactions by electron spin resonance spectroscopy

著者 (1件)： Kajiwara Atsushi (Nara University of Education, Takabatake-cho, Nara 630-8528, Japan)
資料名： Pure and Applied Chemistry  (Pure and Applied Chemistry)
巻： 90  号： 8  ページ： 1237-1254  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0385A  ISSN： 0033-4545  CODEN： PACHAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラジカル重合中に形成されたラジカルについてElectronスピン共鳴(ESR,aka電子常磁性共鳴,EPR)研究を行い,活性ラジカル種の詳細なキャラクタリゼーションを行った。活性な伝播ラジカルは,ESR/EPRによる実際のラジカル重合中に観察できる。観測されたラジカルの鎖長を原子移動ラジカル重合(ATRP)とESR/EPRの組み合わせによって推定した。鎖末端ラジカルの構造をESRスペクトルの解析により決定した。ラジカルの末端p軌道とC_β-H結合の間の二面角の増加が,メタクリル酸塩高分子の鎖長の増加と共に観察された。ラジカル移動反応はアクリル酸エステルのラジカル重合中に観察された。ATRPとESR/EPRの組み合わせにより,モデルアダマンチルアクリレートラジカルを用いたラジカル移動反応の1,5-水素シフト機構を明らかにした。最終的なユニット効果も観察された。時間分解ESR/EPR(TR ESR)分光法により,スチレンとマレイン酸無水物の交互共重合の開始過程およびスチレンと1,3-ブタジエンとの共重合を明らかにした。従来のラジカル重合過程におけるいくつかの未解決の問題を,ATRPとESRおよびTR ESRとの組み合わせを用いて明らかにした。種々のESR技術を用いたラジカル重合におけるラジカルの特性化は,従来のラジカル重合に関する興味ある有用な情報を明確に提供するであろう。Copyright 2018 Walter de Gruyter GmbH, Berlin/Boston Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ラジカル重合 ,  二面角 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  共重合 ,  交互共重合 ,  ラジカル反応 ,  *ラジカル ,  原子移動ラジカル重合 ,  高分子 ,  *キャラクタリゼーション ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸無水物 ,  ジカルボン酸 ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物
準シソーラス用語： アクリラート ,  メタクリラート ,  鎖長 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： 15-Hシフト ,  交互共重合 ,  ATRP ,  ESR/EPR ,  開始 ,  ポリチャー-25 ,  伝搬 ,  ラジカル重合 ,  ラジカル反応 ,  RAFT

分類 (2件)： 光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A) ,  重合反応一般  (CG04010H)

物質索引 (2件)： マレイン酸無水物 ,  スチレン

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子スピン共鳴分光法 ,  ラジカル重合 ,  移動反応 ,  ラジカル ,  キャラクタリゼーション