抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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並列配置における二つの平板背後の流れを,板幅(D)に対する板間の間隙間隔(G)のギャップ比(G/D)を変化させて実験的に調べた。平板周りの流れパターンを水素気泡流可視化を用いて観察した。風洞に熱線風速計を設置して速度成分を取得した。研究から,ギャップ比が0.1≦G/D<1.6の場合,ギャップ流は安定した方法で上方または下方にバイアスされることが分かった。1.6≦G/D<2.0では,平板背後の渦相互作用によりバイアス間隙流のスイッチングが観測されたが,G/D≧2.0ではギャップ流はもはやバイアスされなかった。ギャップ比が2.0以下の場合,双安定状態を示す二つのStrouhal数が存在し,バイアス側の板からの渦放出周波数はギャップ比と共に減少した。(翻訳著者抄録)