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J-GLOBAL ID：201902259913574060   整理番号：19A0774200

熱分解GC-MSを用いたリグニン-フェノール樹脂におけるリグニン結合部位の化学構造解析

著者 (9件)： 齋藤香織 (京大 生存研) ,  牧村裕 (京大 生存研) ,  曲ちん (京大 生存研) ,  西村裕志 (京大 生存研) ,  池田努 (森林総合研) ,  久保智史 (森林総合研) ,  菱山正二郎 (森林総合研) ,  郷義幸 (住友ベークライト) ,  渡辺隆司 (京大 生存研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 69th  ページ： ROMBUNNO.L14-07-1715  発行年： 2019年03月04日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,再生可能資源であるリグニンの利用を目的とし,リグニンを添加したフェノール-ホルムアルデヒド樹脂の合成を目指している。これまでにリグニン-フェノール樹脂合成の研究は多く報告されているが,リグニンとフェノールの結合の化学構造について十分に解明されていない。今回,リグニンとフェノールの結合したモデル化合物を合成し,熱分解ガスクロマトグラフィー-マススペクトロメトリー(GC-MS)を用いて,リグニン-フェノール結合の検出が可能かどうか調べた。その結果,熱分解GC-MSによってリグニンとフェノールが直接結合したピークを検出することができた。さらに,マスフラグメントパターンによって異なる多種のリグニン-フェノール結合を識別できることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： GC-MS分析 ,  熱分解クロマトグラフィー ,  *リグニン ,  *フェノール樹脂 ,  *結合部位 ,  モデル化合物 ,  熱分解GC-MS ,  フェノール類

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  反応の位置化学  (CF02140G)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱分解GC-MS ,  リグニン ,  フェノール樹脂 ,  結合部位 ,  化学 ,  構造解析