文献

J-GLOBAL ID：201902260198254017   整理番号：19A1161658

JAK2-STAT3シグナル伝達経路と認知機能に及ぼすK-受容体アゴニストの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of K-receptor agonists on JAK2-STAT3 signaling pathway and cognitive function in rats after cardiopulmonary bypass

著者 (4件)： Yang Zhujun (北部戦区総医院 麻醉科,遼寧 沈陽,110016) ,  Li Siqin (成都市第六人民医院 麻醉科,四川 成都,610000) ,  Diao Yugang (北部戦区総医院 麻醉科,遼寧 沈陽,110016) ,  Sun Yingjie (北部戦区総医院 麻醉科,遼寧 沈陽,110016)
資料名： Linchuang Junyi Zazhi  (Linchuang Junyi Zazhi)
巻： 47  号： 2  ページ： 173-175,179  発行年： 2019年 
JST資料番号： C4267A  ISSN： 1671-3826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】心肺バイパス(CPB)後のラットのJAK2-STAT3シグナル伝達経路と認知機能に及ぼすK-受容体アゴニストU50488Hの効果を調査する。【方法】SDラット60匹を,無作為に偽手術群(S群),CPB群(C群),U50488H群(K群),U50488H拮抗剤群(NK群),U50488H+AG490群(AG群),各群12匹とした。各群のラットはCPB後1日に水迷路検査を行い、酵素結合免疫吸着検査にて血清中の炎症因子インターロイキン-6(IL-6)、腫瘍壊死因子-α(TNF-α)及びS-100β蛋白の変化を測定した。JAK2,STAT3,リン酸化JAK2,STAT3の発現レベルは,ウエスタンブロット法で測定した。結果:C群、K群、NK群及びAG群のS100-β、IL-6、TNF-αレベルはS群より明らかに高かった(P<0.05)。K群、AG群のS100-β、IL-6、TNF-αレベルはC群より明らかに低かった(P<0.05)。C群,K群,NK群およびAG群の海馬におけるJAK2,p-JAK2,STAT3およびp-STAT3の濃度は,S群に比して有意に高かった(P<0.05)。K群、AG群のJAK2、p-JAK2、STAT3、p-STAT3水はC群より明らかに低かった(P<0.05)。C群と比較して,K群とAG群の平均逃避潜時は,有意に短くなり,そして,空間探索試験における目標の象限に入る回数は,明らかに増加した(P<0.05)。【結論】K-受容体アゴニストは,CPB後の認知機能障害の発生をある程度減少させ,その機構はJAK2-STAT3経路を阻害し,炎症反応を減少させる可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 炎症 ,  *受容体 ,  タンパク質 ,  海馬 ,  ラット ,  リン酸化 ,  ウェスタンブロット法 ,  血清 ,  インターロイキン
準シソーラス用語： 炎症反応 ,  アンタゴニスト ,  *アゴニスト ,  *認知機能 ,  *伝達経路 ,  *Janusキナーゼ2 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K)

タイトルに関連する用語 (4件)： シグナル伝達経路 ,  認知機能 ,  受容体 ,  アゴニスト