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J-GLOBAL ID:201902260234465514   整理番号:19A0736237

抗GBM病の反復再発患者における抗糸球体基底膜(GBM)抗体により認識されるエピトープ【JST・京大機械翻訳】

Epitope recognized by anti-glomerular basement membrane (GBM) antibody in a patient with repeated relapse of anti-GBM disease
著者 (11件):
資料名:
巻: 107  ページ: 165-170  発行年: 2019年 
JST資料番号: A1230A  ISSN: 0014-4800  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗糸球体基底膜(GBM)疾患における自己抗体により認識される主要エピトープは,糸球体および肺胞基底膜に存在するIV型コラーゲン[α3(IV)NC1]のα3サブユニット非コラーゲンドメインに見出される。これらのエピトープは,α3,α4およびα5サブユニットの非コラーゲンドメインの六量体形成により構造的に潜在的であり,六量体の解離により発現される。抗GBM疾患は通常,単一発作(SA)として出現し,再発を繰り返す患者はほとんど見られない。著者らは最近,反復再発(RR)を示した抗GBM疾患患者を治療した。ここでは,RR患者およびSA患者において抗GBM抗体により認識されるエピトープを比較するために,組換えヒトα3(IV)NC1を用いてホルマリン固定パラフィン包埋正常腎臓切片および免疫ブロッティングの免疫組織化学を行った。SA患者のIgGが一次抗体として使用されたとき,特にBowmanカプセルの結合基底膜におけるGBMの明確な染色が観察されたが,RR患者のIgGが使用されたとき,そのような染色は得られなかった。一次抗体としてRR患者のIgGを用いたα3(IV)NC1の免疫ブロッティングにおいて,18kDaバンドが全サイズα3(IV)NC1に対応する56.8kDaバンドの他に検出された。56.8kDaバンドはプロテアーゼによる組換α3(IV)NC1の消化後に消失したが,18kDaバンドは残存した。さらに,18kDaバンドは市販の抗α3(IV)NC1モノクローナル抗体により検出されなかった。これらの所見は,RR患者のIgGが抗α3(IV)NC1モノクローナル抗体により認識されるものとは異なるエピトープを認識することを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  腫ようの診断  ,  分子遺伝学一般  ,  臨床腫よう学一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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