抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:6分間歩行試験(6MWT)と慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の肺機能との相関性及び患者の予後に対する予測価値を検討する。方法:135例のCOPD患者を選び、退院前に6MWT及び肺機能検査を行い、6min歩行距離(6MWD)及び6MWT中最低血中酸素飽和度(LSO2)を測定し、同時に6MWT終了時のBorg呼吸困難指数を記録した。第1秒の努力呼気率(FEV1%pre)が>50%であるかどうかにより、患者を軽/中度群及び重/極重度両群に分け、退院後に患者に対して3年間のフォローアップを行い、3年以内に死亡は予後不良であった。両群の6MWD、LSO2及びBorg指数とFEV1%との相関性を分析し、ROC曲線分析で6MWD、LSO2及びBorg指数は予後不良の警戒値を予測する。【結果】COPD軽症/中等度群において,FEV1%preはLSO2,6MWDおよびBorg指数と相関しなかった。COPD重篤群では、FEV1%preと上記指標の相関性はいずれも明らかに増加した。LSO2と6MWDおよびBorg呼吸困難指数の相関は,軽/中等度のCOPD患者よりも有意に大きかった(P<0.05)。ROC曲線分析により、6MWD<282m、LSO2<75%、Borg呼吸困難指数>7は患者の3年以内の死亡リスクが明らかに大きいことを示した。結論:軽中度COPD患者に比べ、FEV1%preと6MWTは重/極重度COPD患者に対してより強い予後の提示価値があり、6MWD<282m、LSO2<75%、Borg指数>7は患者の予後不良を示す。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】