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J-GLOBAL ID:201902260266976279   整理番号:19A1395371

CCl_4中のジチオホスフィナートNi(S_2P(i-Bu)_2)_2錯体の光化学 過渡種とTD-DFT計算【JST・京大機械翻訳】

Photochemistry of dithiophosphinate Ni(S2P(i-Bu)2)2 complex in CCl4. Transient species and TD-DFT calculations
著者 (12件):
資料名:
巻: 381  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フェムト秒分光法とナノ秒レーザフラッシュ光分解を用いて,CCl_4溶液中のビス-ジイソブチル-ジチオホスフィナートNi(II)錯体(Ni(S_2P(i-Bu)_2)_2=Ni(DTPI)_2)の光物理的および光化学的変換を研究した。Ti:サファイアレーザの第二高調波(405nm)の放射は,Ni(DTPI)_2錯体を励起された1LMCT状態に移動させる。CCl_4におけるその減衰を,時間定数0.58,2.0および150psの3つの指数によって記述した。第一の過程は,系間交差(ISC)による~1LMCT状態から~3LMCTへの高速遷移と,それから低位の「ホット」~3LF(Ligand Field)状態を明らかに含んでいる。第二の時間定数は,この「ホット」~3LF状態の振動冷却に対応する。第3の遅い過程は,3LF状態から基底状態(~1GS)への遷移である。405照射下での光化学変換の量子収率はゼロに近いので,308nmでのナノ秒フラッシュ光分解により光化学の研究を行った。この場合,励起Ni(DTPI)_2錯体から溶媒分子への電子移動は一次中間体,[ClNi(DTPI)(DTPI)]錯体の出現をもたらし,DTPIラジカルは一つの硫黄原子を介してニッケルイオンと配位した。Ni(DTPI)_2との高速反応において,この錯体は長寿命二量体ClNi(DTPI)(DTPI)[Ni(DTPI)_2]を形成する。この中間体は,(DTPI)_2ジスルフィドおよび不安定なClNi(DTPI)錯体の形成と再結合の反応において数百マイクロ秒減衰する。不溶性NiCl_2塩は,2つのClNi(DTPI)錯体の反応により,堆積物としてCCl_4中に落下した。量子化学計算により,Ni(S_2P(i-Bu)_2)_2錯体の光化学で生じる中間錯体の幾何構造を決定することができた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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光化学一般  ,  光化学反応 
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