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J-GLOBAL ID:201902260310822760   整理番号:19A2071426

疑似科学的言説を通した科学教育の可能性

Possibility of science education through pseudo-scientific discourse
著者 (2件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 31-36(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U1627A  ISSN: 1882-4684  資料種別: 会議録 (C)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在インターネット上で展開している「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」における活動内容を紹介し,科学リテラシー向上に向けた科学教育の重要性を主張する.本稿では特に,蔓延する疑似科学にまつわる諸問題に対応するための,教育成果の「社会的な活用」という側面に焦点を当てた.これまでに収集した知見から,疑似科学に関連する問題の多くは,社会的な人間関係と深く関わっていることが推定できる.そのため,単なる科学的知識の蓄積だけでない実践的な問題解決能力も,これからの教育成果には求められるだろう.こうした社会状況において,科学教育の実践としての「疑似科学」はよい教材として機能することが期待でき,本稿を通してその意義を検討したいと思う.(著者抄録)
引用文献 (7件):
  • 伊勢田哲治(2003)疑似科学と科学の哲学,名古屋大学出版会\n
  • Kuhn, T.(1992)安孫子誠也・佐野正博訳,本質的緊張(2),みすず書房\n
  • Merton, R.(1961)森東吾ほか訳,社会理論と社会構造,みすず書房\n
  • 村上陽一郎(2010)人間にとって科学とは何か,新潮選書\n
  • 六本木博之(2014)放射性物質除去に使用広まるEM,科学的根拠に疑問の声続出でも,公的資金投入の恐れ? , Business Journal ,\n[http://bizjournal.jp/2014/11/post_7328.html](参考2017-2-11).\n
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