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J-GLOBAL ID：201902260384239762   整理番号：19A2842179

補助関数法に基づくサブサンプル時間差推定

著者 (4件)： 山岡洸瑛 (首都大学東京 大学院) ,  SCHEIBLER Robin (首都大学東京 大学院) ,  小野順貴 (首都大学東京 大学院) ,  若林佑幸 (首都大学東京 大学院)
資料名： 信号処理シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (信号処理シンポジウム(CD-ROM))
巻： 34th  ページ： ROMBUNNO.A3-4  発行年： 2019年 
JST資料番号： F1687A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,効率的な更新則により,2つの観測信号間の時間差推定をサブサンプルの精度で行う手法を提案する.我々は,サブサンプル時間差推定を連続の時間変数をもつ一般化相互相関(continuous generalized cross correlation;cGCC)の最大化問題として定式化した.cGCCを最大化するという最適化問題に対して,これを解く閉形式の解は未だ得られていない.そこで本稿では,補助関数法に基づいてcGCCを効率的に最大化する手法を提案する.まず,cGCCが正弦波の和で表せることから,cGCCの最大化において2次の補助関数を設計できることを示す.次に,設計した補助関数を用いてcGCCを最大化する更新則を示す.実験では,提案法は目的関数の単調増加が保証されていることを示し,また,良い初期値が得られた場合には高速に収束することを示す.さらに,提案法が雑音にロバストであること,時間差の推定値がクラメール・ラオの下限を達成することも示す.(著者抄録)

シソーラス用語： 音響アレイ ,  *信号処理 ,  *パラメータ推定 ,  相互相関関数 ,  最適化問題 ,  最大化問題 ,  目的関数 ,  不等式 ,  最小化問題 ,  信号標本化 ,  データ更新 ,  *時間測定 ,  計算機シミュレーション ,  マイクロホンアレイ ,  *音響信号処理 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： サブサンプリング ,  マジョライゼーション ,  *到達時間差

分類 (1件)： 音響信号処理  (BB03050C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 関数 ,  サブ ,  サンプル ,  時間差 ,  推定