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J-GLOBAL ID:201902260515896160   整理番号:19A0148772

マイコスポリン様アミノ酸の差異により特性化された陸生シアノバクテリアNostoc communeの4つのケモタイプ

Four chemotypes of the terrestrial cyanobacterium Nostoc commune characterized by differences in the mycosporine-like amino acids
著者 (12件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 3-11  発行年: 2019年01月 
JST資料番号: W0962A  ISSN: 1322-0829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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藍藻類Nostoc communisは陸生環境に適応し,世界的に分布している。16S rRNA遺伝子の差に基づき,N.communeの4つの遺伝子型が同定されており,これらの遺伝子型は地域特異性なしに日本全体に分布している。マイコスポリン様アミノ酸(MAA)はUV吸収色素であり,ラジカル消去活性を持つ新規グリコシル化MAA誘導体がN.communeで同定されている。本研究で著者らは,MAA組成とN.commune遺伝子型の間の関係の一貫性を調べた。MAA組成は遺伝子型特異的に異なることから,MAA誘導体のタイプはN.communeを特性化するための化学分類学的マーカーとして利用できることが示唆された。1050Da MAAのアグリコンと同定され,nostoc-756と命名された新規756Da MAAは,N.communeの遺伝子型Cにおいて発生した。nostoc-756はin vitroでラジカルスカベンジャーとして機能した。結論として,N.communeは,遺伝的に異なる化学型を代表する4つのグループに分類され,それはすなわち,アラビノース結合ポルフィリン-334生産者(ケモタイプA),グリコシル化nostoc-756生産者(ケモタイプB),nostoc-756生産者(ケモタイプC)およびグリコシル化パリチン-スレオニン生産者(ケモタイプD)である。特徴的な二次代謝産物の分子分類学的方法または化学分析のいずれかで,N.communeのタイプを同定するのに十分である。しかしながら,それらを区別できる,明らかな生態生理学的差異はない。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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植物分類学 

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