文献
J-GLOBAL ID:201902260594825301   整理番号:19A0783227

SQSTM1-ALK融合を伴う類上皮細胞組織球腫:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Epithelioid cell histiocytoma with SQSTM1-ALK fusion: a case report
著者 (8件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 28  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7477A  ISSN: 1746-1596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
類上皮性良性線維性組織球腫として知られている類上皮細胞組織球腫(ECH)は,線維性組織球腫(FH)の稀な変異体として分類されている。しかし,ECHにおけるALK蛋白質発現および/またはALK遺伝子再配列の最近の検出は,それが従来のFHと生物学的に異なる可能性があることを示唆する。症例は27歳の男性で,左足に小結節を認め,5年前に受診した。肉眼的検査で,左足背側の外方性,高角化性結節が明らかとなった。腫瘍摘出術を施行し,顕微鏡検査では,円形から円形の核を有する腫瘍細胞のシートからなる表皮下病変と,不明確な好酸性細胞質を示した。腫瘍細胞はXIIIaおよびALKに対して拡散的に陽性であったが,AE1/AE3ケラチン,α平滑筋アクチン,CD30,CD34,CD68,PU.1,melan A,MITFおよびS-100蛋白質に対しては陰性であった。ALK免疫染色は,びまん性細胞質染色パターンを示した。ALK蛍光in situハイブリダイゼーションにより,ALK再配列を示唆する分離シグナルを示した。cDNA末端アッセイの5′-迅速増幅はSQSTM1-ALK融合を検出し,SQSTM1遺伝子のエキソン5はALK遺伝子のエクソン20に融合した。患者は,追跡調査の1年で再発と遠隔転移がなかった。著者らは,ECHにおけるSQSTM1-ALK融合遺伝子を示すことができた。実際に,ALKと適切な細胞系譜マーカーに対する免疫陽性の検出は,ECHを診断する鍵である。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの診断  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (19件):
  • Br J Dermatol; Epithelioid cell histiocytoma: a new entity; EW Jones, R Cerio, NP Smith; 120; 1989; 185-195; 10.1111/j.1365-2133.1989.tb07782.x; citation_id=CR1
  • Am J Dermatopathol; Epithelioid cell histiocytoma: a simulant of vascular and melanocytic neoplasms; EJ Glusac, JM McNiff; 21; 1999; 1-7; 10.1097/00000372-199902000-00001; citation_id=CR2
  • Am J Dermatopathol; Unusual presentation of multiple epithelioid cell histiocytomas; JJ Cangelosi, VG Prieto, GF Baker, BA Moore, AH Diwan; 30; 2008; 373-376; 10.1097/DAD.0b013e31817330e9; citation_id=CR3
  • Histopathology; Cutaneous fibrohistiocytic tumours - an update; B Luzar, E Calonje; 56; 2010; 148-165; 10.1111/j.1365-2559.2009.03447.x; citation_id=CR4
  • Am J Surg Pathol; Metastasizing “benign” cutaneous fibrous histiocytoma: a clinicopathologic analysis of 16 cases; LA Doyle, CD Fletcher; 37; 2013; 484-495; 10.1097/PAS.0b013e31827070d4; citation_id=CR5
もっと見る

前のページに戻る