文献

J-GLOBAL ID：201902260715409549   整理番号：19A2073283

琵琶湖疏水水系における沈水植物の流入および分布状況

Influx and distribution of submerged aquatic plants in Lake Biwa Canal water system

著者 (3件)： 小田龍聖 (京大 学際融合教育研究推進セ) ,  深町加津枝 (京大 大学院地球環境学堂) ,  柴田昌三 (京大 大学院地球環境学堂)
資料名： 日本緑化工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology)
巻： 45  号： 1  ページ： 51-56  発行年： 2019年08月31日 
JST資料番号： Z0839A  ISSN： 0916-7439  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 琵琶湖疏水は,2015年に重要文化的景観の選定を受けた岡崎地域を代表する都市水系である。重要な水生生態系として琵琶湖疏水をとらえ,これらの基盤となる沈水植物の流入と分布を調査した。琵琶湖疏水内の85区画で調査を行い,この調査では11種の流入および8種の沈水植物が確認された。被度と底質の分布を用いてnMDSによる分析を行ったところ,疏水分線では泥底質とオオカナダモが,疏水白川では中礫底質とササバモがよく見られた。疏水分線・疏水白川の両方に出現したネジレモは,細礫底質でよく見られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *水路 ,  *水生植物 ,  分布 ,  都市河川 ,  住民 ,  空間 ,  行動 ,  多次元尺度分析 ,  トチカガミ科 ,  ヒルムシロ科
準シソーラス用語： *琵琶湖疏水 ,  *沈水植物 ,  流入 ,  地域住民 ,  親水空間 ,  市民活動 ,  多次元尺度構成法 ,  オオカナダモ ,  ササバモ

分類 (2件)： 植物学一般  (EH01010R) ,  河川汚濁  (SB02020F)

引用文献 (27件)：

• 1) 足羽寛 (2002) 京都府レッドデータ調査疏水本流, 京都府
• 2) 琵琶湖総合開発管理所 (2018)琵琶湖沈水植物図説第4版,独立行政法人日本水資源機構, 13pp
• 3) 文化庁. (更新年不明) “京都岡崎の文化的景観”. 文化遺産オンライン. http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/215054(参照:2018年7月5日).
• 4) Carpenter, Stephen R.・Lodge, David M. (1986) Effects of submersed macrophytes on ecosystem processes. Aquatic Botany, 26: 341-370.
• 5) 芳賀裕樹・大塚泰介・松田征也・芦谷美奈子 (2006) 2002年夏の琵琶湖南湖における沈水植物の現存量と種組成の場所による違い. 陸水学雑誌, 67(2): 69-79.

タイトルに関連する用語 (6件)： 琵琶湖疏水 ,  水系 ,  沈水植物 ,  流入 ,  分布 ,  状況