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J-GLOBAL ID：201902260764936306   整理番号：19A1884074

高分子電解質と両性電解質の錯化挙動【JST・京大機械翻訳】

Complexation Behavior of Polyelectrolytes and Polyampholytes

著者 (3件)： Narayanan Nair Arun Kumar (Physical Science and Engineering Division (PSE), Computational Transport Phenomena Laboratory, King Abdullah University of Science and Technology (KAUST), Saudi Arabia) ,  Martinez Jimenez Arturo (Physical Science and Engineering Division (PSE), Computational Transport Phenomena Laboratory, King Abdullah University of Science and Technology (KAUST), Saudi Arabia) ,  Sun Shuyu (Physical Science and Engineering Division (PSE), Computational Transport Phenomena Laboratory, King Abdullah University of Science and Technology (KAUST), Saudi Arabia)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 121  号： 33  ページ： 7987-7998  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 希薄溶液中の孤立した両性電解質と多電解質-両性電解質複合体のpH滴定を研究するために,正準モンテカルロシミュレーションを行った。著者らのシミュレーションは,静電相互作用が滴定中の両性電解質鎖に沿った反対電荷の共存を促進することを示した。過剰電荷間の斥力は典型的に静電相互作用を支配し,高分子伸縮をもたらす。塩イオンは逆電荷間のゆらぎ誘起引力と同様に過剰電荷間の斥力を遮蔽することができ,その結果,多両性電解質の滴定曲線と理想的(静電相互作用)曲線の間の変化をより少なくする。電荷斥力のこのスクリーニングが鎖サイズを減少させることを観測した。両性電解質の真珠-ネックレス配置の存在は塩の添加により減少した。多電解質-両性電解質系に対する類似のシミュレーションは,得られた錯体が低pH領域で一般的に安定であることを示した。理想的な場合と比較して,静電相互作用は,滴定曲線における正と負の電荷の共存ドメインの存在を減少させることにより,吸着状態における両性電解質鎖の酸-塩基特性に強く影響する。高pH領域における高分子電解質と両性電解質鎖の間の複雑な形成を,例えば高塩含有量に起因した。pH変化は吸着状態と脱着状態の間の急激な遷移をもたらす。電荷配列とは無関係に,錯体中の両性電解質鎖は通常,高分子電解質鎖の末端の一つに位置する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *両性電解質 ,  錯体 ,  *電解質 ,  脱着 ,  ゆらぎ ,  静電相互作用 ,  *高分子電解質 ,  電荷 ,  希薄溶液 ,  複合体 ,  *錯体生成 ,  斥力 ,  吸着 ,  滴定
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  高分子溶液の理論  (CG02012B) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高分子電解質 ,  両性電解質 ,  錯化 ,  挙動