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J-GLOBAL ID:201902260768633920   整理番号:19A1807183

FRETに基づくフタロシアニン-ポルフィリンダイアドによるPb2+のレシオメトリック蛍光検出【JST・京大機械翻訳】

Ratiometric Fluorescent Detection of Pb2+ by FRET-Based Phthalocyanine-Porphyrin Dyads
著者 (9件):
資料名:
巻: 56  号: 23  ページ: 14533-14539  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Pb2+の高感度で選択的な検出は,重金属がかなり普遍的で毒性が高いので,ヒトの健康と環境保護の両方に関して非常に価値がある。本研究では,亜鉛-(II)ポルフィリン部分を無金属フタロシアニン部分の非周辺(α)または周辺(β)位置に結合させることにより,フタロシアニン-ポルフィリン(Pc-Por)ヘテロダイアド,すなわちH_2Pc-α-ZnPor(1)およびH_2Pc-β-ZnPor(2)を設計した。ポルフィリンSoret領域(420nm)での励起により,両方のダイアドはポルフィリン発光(605nm)だけでなくフタロシアニン発光(約700nm)を示し,ポルフィリンドナーからフタロシアニン受容体への分子内蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)過程の発生を示した。ダイアドはフタロシアニン核中のPb2+を選択的に結合し,フタロシアニン吸収の赤方偏移をもたらし,ポルフィリン発光とフタロシアニン吸収の間のスペクトル重なりの減少をもたらし,分子内FRETを抑制した。さらに,Pb2+の結合は重金属イオン効果によりフタロシアニンの発光を高度に消光できる。相乗的結合機能は,2つの異なる波長(1に対してF_605/F_703,2に対してF_605/F_700)において顕著なレシオメトリック蛍光応答を有するダイアドを与えた。発光強度比は0~4.0μMの範囲でPb2+の濃度に対する線形関数として増加したが,検出限界はそれぞれ1及び2に対して3.4×10~9及び2.2×10~8Mと決定された。さらに,1と2の比較研究によって,FRET効率とセンシング性能に及ぼすPcとZnPor発蛍光団の間の距離と相対的配向の影響を強調した。それは,そのようなFRETシステムをさらに最適化するのに役立つ。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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白金族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  非遷移金属元素の錯体  ,  遷移金属錯体一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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