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J-GLOBAL ID:201902260857818955   整理番号:19A1713874

ファスジルは神経突起伸長阻害剤/オリゴデンドロサイトの糖蛋白質シグナル伝達経路を調節することにより一酸化炭素中毒後のラットにおける脳損傷を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Fasudil alleviates brain damage in rats after carbon monoxide poisoning through regulating neurite outgrowth inhibitor/oligodendrocytemyelin glycoprotein signalling pathway
著者 (11件):
資料名:
巻: 125  号:ページ: 152-165  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0551A  ISSN: 1742-7835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一酸化炭素(CO)中毒は多くの重篤な神経症状をもたらす可能性がある。現在,CO中毒に対する有効な治療法はない。本研究では,COに曝露されたラットに高圧酸素療法を行い,ファスジル群のラットに1日1回追加的なファスジル注射を行った。著者らは,CO中毒群(CO群)における脱出潜伏期が有意に長くなり,T_1/T_totalが明らかに減少し,そして,平均脱出時間と活性脱出潜伏期が,正常対照群(NC群,P<0.05)におけるそれらと比較して,著しく拡張されたことを発見した。ファスジルの投与後,逃避潜時は有意に短縮され,T_1/T_totalはCO群と比較して徐々に増加した(>1週,P<0.05)。ラットのニューロンおよび血液脳関門の超微細構造損傷は,CO群において深刻であったが,ニューロンおよびミトコンドリアの構造的および機能的完全性は,ファスジル群において比較的良好に維持された。さらに,脳組織における神経突起成長阻害剤(Nogo),オリゴデンドロサイト-ミエリン糖蛋白質(OMgp)およびRockの発現はCO群で有意に増加し,3つの蛋白質の上昇レベルはCO中毒後2か月でまだ観察された。ファスジルは,CO群のそれらと比較して,それらの発現を著しく減少させた(P<0.05)。まとめると,Nogo-OMgp/Rhoシグナル伝達経路の活性化は,CO中毒ラットにおける脳損傷と関連している。ファスジルは,Nogo,OMgpおよびRock蛋白質の発現を効率的にダウンレギュレーションし,CO中毒後の急性脳損傷の治療に道を開くことができる。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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有機化合物の毒性  ,  生物薬剤学(臨床)  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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