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J-GLOBAL ID：201902260905615153   整理番号：19A2031184

電気紡糸ナノ繊維被覆による冷却プロセスにおける伝熱促進【JST・京大機械翻訳】

Heat transfer enhancement in chilldown process with electrospun nanofiber coating

著者 (4件)： Fukiba Katsuyoshi (Department of Mechanical Engineering, Grad. School of Integrated Science and Technology, Shizuoka Univ., 3-5-1 Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan) ,  Tokawa Satoru (Department of Applied Mechanics, Grad. School of Fundamental Science and Engineering, Waseda Univ., 3-4-1 Okubo, Shinjuku-ku, Tokyo 169-8555, Japan) ,  Kawashima Hiroki (Department of Mechanical Engineering, Grad. School of Integrated Science and Technology, Shizuoka Univ., 3-5-1 Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan) ,  Adachi Hiroki (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka Univ., 3-5-1 Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan)
資料名： Cryogenics  (Cryogenics)
巻： 101  ページ： 75-78  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0115B  ISSN： 0011-2275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ナノファイバーコーティングを用いることにより,低温流体における沸騰熱伝達を強化する方法を提案し,検証した。この方法のために,ポリビニルアルコール(PVA)のナノファイバーコーティングを,電界紡糸により銅プレートの表面上に作製した。これは,高電圧電場を用いる技術である。銅板と液体窒素を用いて行った冷却実験により,ナノ繊維被覆は,冷却時間を大幅に短縮する可能性があることを明らかにした。ナノ繊維被覆板を通る熱流束は,冷却期間が始まった直後に増加し,全試験期間にわたって被覆無しの板のそれを超えることが観察された。その結果,冷却(沸騰)曲線は,プール沸騰過程で一般的に見られる最小熱流束点を持たなかった。臨界熱流束は裸の銅板を用いた従来法の2倍であった。全体として,ナノ繊維被覆板の冷却曲線は,裸の板を有する従来の沸騰曲線とは異なっていた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *伝熱促進 ,  臨界熱流束 ,  エレクトロスピニング ,  沸騰 ,  熱流束 ,  プール沸騰 ,  *ナノファイバ ,  沸騰熱伝達 ,  *被覆 ,  液体窒素 ,  電場
準シソーラス用語： 沸騰曲線 ,  冷却曲線 ,  冷却時間 ,  銅板 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 沸騰熱伝達 ,  伝熱促進 ,  極低温流体 ,  Chilldown

分類 (5件)： 冷凍装置  (PD03000T) ,  金属系超伝導体の物性  (BM04022R) ,  金属の機械的性質  (BL01022T) ,  温度測定,温度計  (AD06010K) ,  その他の材料  (HC04050S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電気紡糸 ,  ナノ繊維 ,  冷却プロセス ,  伝熱促進