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J-GLOBAL ID:201902261073264438   整理番号:19A2895962

東京大都市圏における共働き子育て世帯の居住形態別にみた送迎および通勤行動

Transportation and Commuting Behavior According to the Type of Residence of Double-income Childrearing Families in the Tokyo Metropolitan Area
著者 (2件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 1570-1575(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0606B  ISSN: 1348-284X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では共働き世帯比率の高い世帯の集積エリアにおいて居住形態と送迎および通勤行動がどのような特徴が見られるのかを検証してきた。以下では低い集積エリアとの差異や都区部および郊外部で明確に見られた特徴を中心に考察する。居住形態から共働き世帯比率の高い集積エリアの特徴として都区部では駅前マンション居住,郊外部では徒歩圏内における戸建居住がメインであった。両者の特徴として利便性重視の居住地選択選好は共働き世帯が担っているといえるが,都区部では利便性重視だけでなく,価格面も考慮した居住地選択を行っていること,郊外部では利便性以上に依然として良好な住宅環境を重視した居住地選択を行っていることが明らかとなった。送迎および通勤行動からは都区部および郊外部どちらも自転車利用がメインな保育所環境を有するエリアにおいて共働き世帯比率の高い集積エリアがあることがわかった。またフルタイム勤務が可能でかつ短時間で通勤可能な制約のもと勤務形態を行う世帯が多く,このことは限られた条件下で子育てと仕事を両立していることが伺える。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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住居地域計画一般 
引用文献 (14件):
  • 1) 久我尚子(2017)「共働き・子育て世帯の消費動向:収入減で消費抑制だが、政策効果によっては個人消費の底上げも?」,統計,68(6),pp.15-20.
  • 2) 河端瑞貴(2010)「待機児童と保育所アクセシビリティ:東京都文京区の事例研究」,応用地域学研究,15,pp.1-12.
  • 3) 榊原彰子・松岡恵悟・宮澤仁(2003)「仙台都心部における分譲マンション居住者の特性と都心居住の志向性」,季刊地理学,55(2003),pp.87-106.
  • 4) 中山学・大江守之(2003)「東京都心地域における人口回復過程からみた居住構造の変容に関する研究」,都市計画論文集,38(3),pp.49-56.
  • 5) 矢部直人(2003)「1990年代後半の東京都心における人口回復現象-港区における住民アンケート調査の分析を中心にして-」,人文地理,55(3),pp.79-94.
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