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J-GLOBAL ID:201902261122665269   整理番号:19A2899636

慢性社会的デフェットストレス下のマウス行動に対するtransケータ蛋白質アンタゴニストONO-2952の抗うつ効果【JST・京大機械翻訳】

Antidepressant effect of the translocator protein antagonist ONO-2952 on mouse behaviors under chronic social defeat stress
著者 (10件):
資料名:
巻: 162  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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前臨床モデルにおいて,社会的デフェットストレスはCNSにおけるミクログリア細胞を活性化することが報告されている。トランスロケータ蛋白質18kDa(TSPO)は,脳損傷および炎症に対する有用なバイオマーカーとして提案されているCNSにおいて,ミクログリア上に発現するミトコンドリア蛋白質である。著者らは,TSPO拮抗剤,ONO-2952がミクログリア過剰活性化および関連する抑制様挙動により誘導される神経炎症を阻害すると仮定した。in vitro分析は,ONO-2952がリポ多糖類により刺激された培養ミクログリアにおける炎症性サイトカインおよびミトコンドリア活性酸素種の放出を抑制することを示した。慢性的な社会的デフェットストレスを受けたマウスにおいて,ミクログリア,腹側海馬,および側坐核を含むdepres状の行動に関与する辺縁領域において,ミクログリアは主にTSPOを発現し,in vivoでの炎症誘発性サイトカインの産生の増加が関連していた。慢性社会的デフェットストレス時のONO-2952による動物の治療は,社会的回避と不安様行動の障害を改善し,炎症誘発性サイトカイン産生を抑制し,ONO-2952が欝病のこの動物モデルにおいて抗ストレス効果を発揮することを示唆した。したがって,慢性ストレスに対する感受性を低下させる抗うつ薬の開発の候補としてTSPOを標的とすることは,うつ病における再発予防のための治療的介入に向けての道を開くことができる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  細胞膜の受容体 

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