抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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建築,演劇,美術等の分野での空間演出にとって,灯具の光量を調整する調光技術は重要な要素である。しかしながら,白熱電球の光量を時間的に増減するとき,その発光が俄かに止む等の現象が起こり,演出上の制約となることがある。このような課題を背景として,本研究では,光量を漸次的に変化させる調光をDeep Dimmingと定義し,その制御方法の条件を検討した。その結果を踏まえ評価機を製作して被験者実験を実施した。この結果,Deep Dimmingの設計モデルが妥当であることが確かめられた。なお,本研究では,評価に用いる灯具は85Wハロゲン電球に限定し,電球内のフィラメントの熱平衡に至る過程と,調光の増減速度との関係は扱わない。(著者抄録)
