文献

J-GLOBAL ID：201902261338667868   整理番号：19A1501992

miR-17-92は,QKIのターゲッティングによって結腸直腸癌の転移を促進する。【JST・京大機械翻訳】

The serum miR 17-92 promotes colorectal cancer metastasis by targeting inhibition of QKI

著者 (7件)： Xiao Huimin (中国医科大学研究生院, 沈陽,110016) ,  Liu Qingfeng (遼寧省人民医院普外科) ,  Zang Hui (遼寧省人民医院普外科) ,  Xiao Mingming (遼寧省人民医院普外科) ,  Sun Tian (中国医科大学研究生院, 沈陽,110016) ,  Chu Fei (中国医科大学研究生院, 沈陽,110016) ,  Zu Fuqiang (中国医科大学研究生院, 沈陽,110016)
資料名： Yinan Bing Zazhi  (Yinan Bing Zazhi)
巻： 18  号： 4  ページ： 398-402  発行年： 2019年 
JST資料番号： C3892A  ISSN： 1671-6450  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】結腸直腸癌(CRC)の生物学的行動におけるmiR-17-92とQKI蛋白質の役割と機構を調査する。方法:2017年1月から12月まで遼寧省人民病院で確定診断されたCRC患者29例の新鮮癌組織と癌周囲組織を収集し、それぞれリアルタイム定量(qRT)-PCR法により、miR-20aとCK2の発現を測定した。【方法】結腸直腸におけるQKI蛋白質の発現レベルをウェスタンブロット法によって検出し,それらの発現相関を観察,分析した。結腸癌SW480細胞株にmiR-20a模倣物または共トランスフェクションQKI蛋白過発現プラスミドをトランスフェクションし、WesternblotによりQKI蛋白発現量を測定した。同時に、Transwell移動実験を用いて、結腸直腸癌細胞の移動能力の変化を分析した。【結果】qRT-PCRは,miR-20aがCRC組織で高い発現を示した(t=4.099,P=0.000)。ウエスタンブロット分析は,QKI蛋白質がCRC組織で低発現であることを示した(t=3.037,P=0.005)。相関分析の結果,miR-20aとQKI蛋白質の発現はCRCで負の相関を示した(r=-0.437,P=0.018)。WesternblotとTranswell細胞遊走試験の結果、結腸癌SW480細胞でmiR-20aを過剰発現すると、QKIタンパク質の発現量が低下し、細胞の移動能力が増強されることが分かった(P<0.05)。共トランスフェクションQKI過剰発現後,QKI蛋白質発現は上昇し,細胞遊走能の増強作用は弱まった。【結語】miR-17-92とQKIは結腸直腸癌の進行に関与し,miR-17-92はQKIの抑制を通して結腸直腸癌の転移を促進する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： トランスフェクション ,  タンパク質 ,  プラスミド ,  ウェスタンブロット法 ,  ヒト ,  結腸腫瘍 ,  *ターゲティング
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  過剰発現 ,  細胞遊走 ,  qRT-PCR法 ,  SW480細胞 ,  *結腸直腸 ,  腫瘍組織 ,  *結腸直腸癌 ,  *miR-17-92 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 消化器の腫よう  (GH04000D) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： ターゲッティング ,  結腸直腸癌 ,  促進