文献

J-GLOBAL ID：201902261366300423   整理番号：19A0179550

バイオチャー中の揮発性有機化合物のプロファイル:プロセス条件と品質評価への洞察【JST・京大機械翻訳】

Profiles of Volatile Organic Compounds in Biochar: Insights into Process Conditions and Quality Assessment

著者 (3件)： Ghidotti Michele (Interdepartmental Centre for Industrial Research “Energy and Environment” and CIRSA, University of Bologna, Italy) ,  Fabbri Daniele (Interdepartmental Centre for Industrial Research “Energy and Environment” and CIRSA, University of Bologna, Italy) ,  Hornung Andreas (Fraunhofer Institute for Environmental, Safety, and Energy Technology UMSICHT, Institute Branch Sulzbach-Rosenberg, Germany)
資料名： ACS Sustainable Chemistry & Engineering  (ACS Sustainable Chemistry & Engineering)
巻： 5  号： 1  ページ： 510-517  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5047A  ISSN： 2168-0485  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオ炭の土壌への持続可能な適用は,環境に放出される吸着された移動性化合物の注意深い考慮とバルク化学的性質とのそれらの関係を必要とする。トウモロコシ茎の350から650°Cへの熱分解により7つのバイオチャーを製造し,残留揮発性有機化合物(VOCs)をヘッドスペース固相ミクロ抽出とガスクロマトグラフィー-質量分析により調べた。80以上の化合物を,リグニン(2-メトキシフェノール),セルロースおよびヘミセルロース(1,4:3,6-ジアンヒドロ-β-D-グルコピラノース,C_1-C_3フランおよびフラノン,C_1-C_2シクロペンテノン),脂質(芳香族およびC_2-C_8脂肪酸)および蛋白質(芳香族ニトリル,アミド)の熱分解生成物を含む不十分に炭化したバイオチャーで検出した。ベンゼン,トルエン,エチルベンゼン,キシレン,フェノール,揮発性脂肪酸,および多環芳香族炭化水素のような潜在的有害化合物の存在は,バイオチャー生産プロセスの制御の重要性を強調する。統計的に有意な減少傾向が,全てのVOCクラスの量と水素による炭素(H/C)比と揮発性物質含有量によって推定された炭化度の増加の間に現れた。H/C<0.70(熱分解温度>400°C)のバイオチャーは大気温度(25,50°C)でVOCsを放出しなかった。VOCsフィンガープリント法はバイオチャー品質の評価に寄与できる。最も高いレベルのVOCsを含む試料は,cress種子(40gL(-1)水懸濁液)の発芽を阻害せず,バイオチャー汚染は必ずしも悪影響とは関連しないことを示した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： タンパク質 ,  リグニン ,  *チャー ,  水素 ,  熱分解 ,  バイオマス ,  *揮発性有機化合物 ,  セルロース ,  *品質 ,  GC-MS分析 ,  フェノール類 ,  アルキルベンゼン ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： 持続可能 ,  *バイオチャー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： チャー ,  バイオマス ,  揮発性物質 ,  固相ミクロ抽出 ,  無溶剤 ,  グリーン分析化学

分類 (1件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J)

物質索引 (3件)： フェノール ,  トルエン ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオチャー ,  揮発性有機化合物 ,  プロファイル ,  プロセス条件 ,  品質評価 ,  洞察