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J-GLOBAL ID：201902261399840903   整理番号：19A1562645

電気位置における複数の電気画像による物体形状の表現【JST・京大機械翻訳】

Representation of object’s shape by multiple electric images in electrolocation

著者 (3件)： Fujita Kazuhisa (Department of Clinical Engineering, Faculty of Health Sciences, Komatsu University, Komatsu, Ishikawa, Japan) ,  Fujita Kazuhisa (Department of Engineering Science, University of Electro-Communications, Chofu, Tokyo, Japan) ,  Kashimori Yoshiki (Department of Engineering Science, University of Electro-Communications, Chofu, Tokyo, Japan)
資料名： Biological Cybernetics  (Biological Cybernetics)
巻： 113  号： 3  ページ： 239-255  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0374A  ISSN： 0340-1200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 弱い電気魚は,尾部領域に位置する電気器官を放出することにより,電場を発生させる。魚の近くの物体は自己発生電場を変調する。変調された場は,完全な暗所でも物体を知覚することを可能にする。物体を知覚する能力は魚の電気感覚システムによって提供される。魚の皮膚表面に分布する電気受容体は,電気画像と呼ばれる皮膚表面を横切る経皮電圧に基づいて,変調場を感知することができる。魚は,電気画像から横距離,サイズ,形状,電気特性などの物体の特徴を抽出できる。以前の研究は,電気画像特徴とオブジェクトの距離とサイズの間の関係を実証したが,電気画像の特徴がオブジェクトの形状を表すことは不明のままである。ここでは,形状情報が単一画像によって表現されないが,物体の周りの物体の回転または魚の動きによって引き起こされる複数の画像によって表現されるという仮説を作った。仮説を試験するために,異なる形状の物体の回転により生成された電気画像を予測できる計算モデルを開発した。抵抗物体の5つの異なる形状,すなわち円,正方形,等辺三角形,長方形,楕円体を用いた。固定配置の異なる形状の物体は,それらの形状にかかわらず,類似のGauss型電気画像を生成することを示した。また,ピーク振幅,半最大幅,およびピーク位置のような電気画像の特徴は,物体の形状と横方向距離に依存して,物体の回転に特徴的な角度依存性の変化を示すことを示した。さらに,ピーク振幅と半最大幅の積分効果が物体形状の不変測度であることを実証した。これらの結果は,魚が対象物の周りの探索行動の間に生成されたそれらの画像特徴を組み合わせることによって物体形状を知覚できることを示唆している。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電場 ,  *形態 ,  モデル ,  *画像 ,  電圧 ,  積分 ,  計算モデル ,  楕円体 ,  探索行動 ,  正規分布 ,  電気特性 ,  画像特性 ,  受容体 ,  角度依存性
準シソーラス用語： 暗所 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 電気位置決め ,  有限要素モデル ,  電気画像 ,  オブジェクトの形状 ,  オブジェクト回転

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (2件)： 物体 ,  表現