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J-GLOBAL ID:201902261451178717   整理番号:19A0893333

正則化線形予測に基づく時変複素音声分析を用いたF0推定

F0 estimation using TV-CAR speech analysis based on Regularized LP
著者 (1件):
資料名:
巻: 118  号: 495(EA2018 99-159)  ページ: 311-316  発行年: 2019年03月07日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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音声の線形予測(LP)は音声のスペクトルを10数個のAR(自己回帰)係数で記述できる音声符号化の基本となる方式であり,F0推定や音声強調のみならず,近年は音声合成にも適用されている。我々は,LP分析を複素分析と時変分析に拡張した解析信号に対する時変複素音声分析の提案とその音声処理への適用を行っている。すでに,l2ノルム最適化方式であるMMSE分析や拡大最小2乗法(ELS)などの提案を行っている。一方,l2ノルム正則化に基づくLP(RLP)分析もB.Kleijnらにより提案されている。これはF0が高い場合に第1フォルマントが過小推定される推定誤りを減らすために,l2ノルムにスペクトルの周波数軸上の変動分を表すl2ノルム正則化項を足し合わせた評価基準を最小化するようにパラメータ推定を行う方式である。また,最近,P.Akluらにより時間正則化LP(Time-Regilarized LP:TRLP)分析が提案されている。これは,隣接フレーム間でのパラメータの変動分のl2ノルムを正則化項とする方式である。本稿では,TV-CAR分析にRLPを導入した音声分析法を構築し,複素残差を入力とするIRAPTを用いた音声のF0推定によりその性能評価を行う。(著者抄録)
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