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J-GLOBAL ID：201902261848787264   整理番号：19A2550073

樹病からみた北海道のカラマツ属の被害と育種-三大病害をふりかえる-

著者 (3件)： 徳田佐和子 (北海道総合研究機構 森林研究本部 林試) ,  小野寺賢介 (北海道総合研究機構 森林研究本部 林試) ,  和田尚之 (北海道総合研究機構 森林研究本部 林試)
資料名： 北海道の林木育種  (Forest Tree Breeding of Hokkaido)
巻： 62  号： 1  ページ： 23-29  発行年： 2019年08月31日 
JST資料番号： Y0226A  ISSN： 0387-4184  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・1950年代から北海道で問題視されているカラマツ(Larix kaempferi)の三大病害は,カラマツ先枯病,カラマツ落葉病,カラマツならたけ病。
・カラマツ三大病害に対する罹病性には,樹種間,品種間または産地間差異が存在。
・それにもかかわらず抵抗性品種の育成は不十分。
・抵抗性や発生頻度などの現状を明らかにし,次世代林造成時の適地適木に反映させることが必要。

シソーラス用語： *カラマツ ,  北海道 ,  *植物病害 ,  感受性 ,  品種差 ,  地域差 ,  耐病性 ,  *林木育種 ,  種差 ,  小房子嚢菌類 ,  Mycosphaerella ,  ナラタケ属 ,  *分離育種
準シソーラス用語： り病性 ,  *落葉病 ,  *ならたけ病 ,  *先枯病 ,  樹病 ,  Guignardia ,  Armillaria ostoyae ,  *選抜育種

分類 (2件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  造林一般  (FF03010A)

引用文献 (82件)：

• 千葉 茂・永田義明:カラマツ属の育種に関する研究(2)落葉病,先枯病に対する樹種間の差異,日林北支講12,114-119,1963
• 千葉 茂・永田義明:カラマツ落葉病,先枯れ病耐病性個体の選抜と生長状況(カラマツ属の育種に関する研究 4),北海道の林木育種15(1),28-30,1972
• 千葉 茂・永田義明:カラマツ落葉病抵抗性育種,北海道の林木育種21(2),11-13,1978
• 千葉 茂・永田義明:カラマツ交雑種検定林の幼令時における生育状況-カラマツ属の育種に関する研究(VIII)-,日林北支講29,95-98,1981
• 千葉 茂・小川 章:グイマツ・ニホンカラマツのナラタケ病発生率と根系について,日林北支講14,48-53,1965

タイトルに関連する用語 (6件)： 樹病 ,  北海道 ,  カラマツ属 ,  被害 ,  育種 ,  病害