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J-GLOBAL ID：201902261926218122   整理番号：19A1565551

ヘルムホルツ共鳴を利用した小穴検査技術 -共鳴周波数探索による穴径違いの検出-

Inspection Technology Using Helmholtz Resonance for Small Holes -Hole Diameter Inspection by Searching of Resonance Frequency-

著者 (2件)： 長洲慶典 (長野県工業技術総合センター) ,  中山昇 (信州大学, 工学部)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 60  号： 700  ページ： 147-152(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,Helmholtz共鳴を利用した小穴の検査技術を提示した。Helmholtz共振器に関しては,共振周波数は共鳴容器の開口の形状に依存して変化する。開口部を小穴部品で置き換え,検査容器の共振周波数を測定することによって穴径が検査される。プレススタンピングまたは放電法により金属板を加工した小穴部品を実験の対象とした。プロトタイプ検査システムは,円筒容器,信号発生器,および音響信号分析器から構成されている。容器は内蔵標準マイクロホンとスピーカを備え,容器容積と試料穴直径に関して共振周波数を測定した。直径約0.05mm~2.0mmの試験試料は,平面型治具穴と放電法を用いた精密ドリル加工により形成された穴を有していた。測定データの共振周波数と最初のFourier変換を測定することにより,試験試料の穴径検査を可能にした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 精密加工 ,  プレス加工 ,  放電加工 ,  *細孔 ,  板金加工 ,  *非破壊測定 ,  音響共振器 ,  共振周波数 ,  直径 ,  円筒容器 ,  信号発生器 ,  信号解析 ,  マイクロホン ,  スピーカ ,  Fourier変換 ,  金属プレス加工 ,  音響信号解析
準シソーラス用語： 小孔 ,  細孔形成 ,  金属板成形 ,  非破壊計測 ,  *Helmholtz共鳴器 ,  共鳴周波数 ,  口径

著者キーワード (4件)： Helmholtz共鳴 ,  小穴部品 ,  共振周波数 ,  第一Fourier変換

分類 (3件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  その他の切削  (QC02040C) ,  特殊加工  (QC04000Y)

引用文献 (22件)：

• 1) Murakami, H., Katsuki, A., Onikura, H. & Sajima, T.:J. Jpn. Soc. Precis. Eng., <b>78</b>-6 (2012), 465-468.
• 2) Komatsu, Y., Komatsu, M., Yanagisawa, H., Uehara, T., Yanagisawa, T. & Manabe, S:J. Jpn. Soc. Technol. Plast., <b>52</b>-611 (2011), 1281-1285.
• 3) Iwasawa, K., Fujiwara, H. & Hayashi, T.:J. Jpn. Inst. Marine Eng., <b>24</b>-11 (1989), 507-515.
• 4) Togashi, C., Matsumori, K., Horiuchi, Y. & Kamiide, J.:J. Jpn. Soc. Agri. Machinery. and Food Eng., <b>60</b>, Supplement (1998), 259-260.
• 5) Yamazaki, T.:J. Jpn. Soc. Precis. Eng., 80-3 (2014), 265-269.

タイトルに関連する用語 (4件)： 共鳴 ,  小穴 ,  共鳴周波数 ,  探索