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J-GLOBAL ID：201902262025506346   整理番号：19A0659928

核酸中のウラシルへのOHラジカル付加の位置選択性 QM/MMシミュレーションに基づく理論的アプローチ【JST・京大機械翻訳】

Regioselectivity of the OH Radical Addition to Uracil in Nucleic Acids. A Theoretical Approach Based on QM/MM Simulations

著者 (4件)： Aranda Juan (Institute for Research in Biomedicine (IRB Barcelona), The Barcelona Institute of Science and Technology, Spain) ,  Frances-Monerris Antonio (Instituto de Ciencia Molecular, Universitat de Valencia, Spain) ,  Tunon Inaki (Departamento de Quimica Fisica, Universitat de Valencia, Spain) ,  Roca-Sanjuan Daniel (Instituto de Ciencia Molecular, Universitat de Valencia, Spain)
資料名： Journal of Chemical Theory and Computation  (Journal of Chemical Theory and Computation)
巻： 13  号： 10  ページ： 5089-5096  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2328A  ISSN： 1549-9618  CODEN： JCTCCE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 核酸の酸化は,代謝障害および/または放射線,汚染物質または薬物のような外部薬剤に曝露された生体において普遍的であり,DNA/RNA変性により仲介される多くの疾患の発生に中心的役割を果たしている。核酸塩基の二重結合へのOHラジカル付加の背後にある分子機構を明らかにするために大きな努力がなされている。しかしながら,生物学的環境の特異的役割は,比較的研究されていない。本論文では,分子動力学シミュレーションと組み合わせた量子化学法により,気相からフルRNAマクロ分子へのウラシルへのOHラジカル付加の研究に取り組んだ。電子効果により駆動される各位置の固有反応性に加えて,RNA構造にインターカレートした橋水分子の存在が生物学的条件におけるウラシルのC5位置への付加に有利であることを示した。結果はまた,OHラジカルの拡散が反応の位置選択性において関連する役割を果たさず,それは主に添加過程の化学段階で制御されることを示唆した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *核酸 ,  *シミュレーション ,  気相 ,  量子化学 ,  二重結合 ,  核酸塩基 ,  汚染物質 ,  DNA【核酸】 ,  水分子 ,  反応性 ,  *ヒドロキシルラジカル ,  RNA【核酸】 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  分子機構 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  分子の性質一般  (BH05031D)

物質索引 (1件)： ウラシル

タイトルに関連する用語 (6件)： 核酸 ,  ウラシル ,  OHラジカル ,  位置選択性 ,  シミュレーション ,  理論