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J-GLOBAL ID：201902262049185603   整理番号：19A1342662

プロピレンの化学蒸着による炭素中空糸膜の細孔構造とガス分離性能の簡単な制御【JST・京大機械翻訳】

Simple control of the pore structures and gas separation performances of carbon hollow fiber membranes by chemical vapor deposition of propylene

著者 (2件)： Yoshimune Miki (Research Institute for Chemical Process Technology, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), 1-1-1 Higashi, Tsukuba 305-8565, Japan) ,  Haraya Kenji (Research Institute for Chemical Process Technology, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), 1-1-1 Higashi, Tsukuba 305-8565, Japan)
資料名： Separation and Purification Technology  (Separation and Purification Technology)
巻： 223  ページ： 162-167  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0428B  ISSN： 1383-5866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,スルホン化ポリ(フェニレンオキシド)(SPPO)から誘導した炭素中空繊維膜の細孔構造とガス分離性能に及ぼすプロピレンの一段階化学蒸着(CVD)の影響を調べた。CVDは,炭化ピーク温度で5~100%のプロピレンガスを供給することにより行った。得られたCVD炭素膜はより高い炭素濃度を有し,疎水性であった。それらの水透過性は,パーベーパレーション実験における非被覆膜のそれらよりかなり低かった。CVD膜のガス透過性も減少したが,特にH_2/CH_4に対する理想的選択性は,100%プロピレンのCVDと5分間の組合せで,650°Cで60分間の熱分解により調製した膜で130から1625へ大きく改善した。ガス分離性能はプロピレン体積率とCVD時間を変えることにより容易に制御できることを見出した。20分間,10%プロピレンを用いたCVDにより,700°Cで20分間熱分解した膜に対して,29,940の最も高いH_2/CH_4選択性が得られた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *炭素 ,  スルホン化 ,  分子ふるい ,  *化学蒸着 ,  透気性 ,  熱分解 ,  *細孔構造 ,  皮膜 ,  パーベーパレーション ,  疎水性 ,  炭化 ,  *ガス分離 ,  *中空糸 ,  炭素膜 ,  アルケン

著者キーワード (5件)： 炭素膜 ,  中空糸 ,  化学蒸着 ,  分子ふるい分け ,  ガス分離

分類 (1件)： 膜分離  (XD02120Z)

物質索引 (1件)： プロピレン

タイトルに関連する用語 (6件)： プロピレン ,  化学蒸着 ,  炭素 ,  中空糸膜 ,  細孔構造 ,  ガス分離性能