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J-GLOBAL ID:201902262067594931   整理番号:19A0974366

多能性幹細胞における代謝スイッチングはエネルギー代謝と細胞内オルガネラを再構成する【JST・京大機械翻訳】

Metabolic switching in pluripotent stem cells reorganizes energy metabolism and subcellular organelles
著者 (11件):
資料名:
巻: 379  号:ページ: 55-64  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト多能性幹細胞(hPSC)の代謝研究は,どのように細胞が異化経路を通してエネルギーを産生するかに焦点を当てている。アデノシン三リン酸(ATP)の形でhPSCがエネルギーを消費する,あまり研究されていない同化経路は,まだ完全には理解されていない。完全分化体細胞と比較して,hPSCはそれらの遺伝子発現だけでなくATPの産生および/または消費においても有意な変化を受ける。ここでは,hPSCが,主なエネルギー消費過程,mRNA翻訳を研究することにより,それらのエネルギーホメオスタシスをどのように制御するかを検討した。さらに,エネルギーホメオスタシスに関する細胞内オルガネラの変化を調べた。リソソームは,消化による不要な細胞材料の除去と細胞のリサイクルシステムにおいて重要な役割を果たすオルガネラである。hPSCはリソソーム遺伝子/蛋白質発現を調節することにより一部のリソソーム数を制御することを見出した。従って,mRNA翻訳速度のレベルは体細胞よりhPSCで低いので,全体的な翻訳機構だけでなく,リソソーム再循環機械もhPSCで抑制される。全体として,著者らの研究の結果は,hPSCがエネルギー消費プロセスとエネルギー制御オルガネラを調節するための遺伝子発現とシグナル伝達を再プログラムすることを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  細胞構成体一般 

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