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J-GLOBAL ID：201902262090222039   整理番号：19A2029524

疎密度モバイルアドホック網におけるフェイクメッセージ攻撃に対する検知手法の性能評価

Performance Evaluation of Fake Message Attack Detection in Sparse Density Mobile Ad-Hoc Networks

著者 (3件)： 清水裕貴 (同志社大 理工) ,  木村共孝 (同志社大 理工) ,  CHENG Jun (同志社大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 125(CQ2019 33-56)(Web)  ページ： 39-42 (WEB ONLY)  発行年： 2019年07月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,端末の密度が非常に疎な疎密度モバイルアドホック網におけるフェイクメッセージ攻撃の検知手法について検討する.疎密度モバイルアドホック網では,複数の端末を中継し,メッセージの配送を行う蓄積運搬転送型ルーチング方式が用いられる.このルーチング方式では,中継端末は自身のバッファ内のメッセージを容易に書き換えることができるため,ネットワーク内に悪意を持つ端末が存在すれば,その端末はメッセージを改ざんし,フェイクメッセージを拡散することができる.この攻撃に対抗するために,著者らはハッシュ値を用いた検知手法を提案している.本稿では,リアルトレースデータを用いたシミュレーション実験を行い,この検知手法が現実的な状況下においても有効であることを示す.(著者抄録)

シソーラス用語： *移動通信 ,  *データ保護 ,  *アドホックネットワーク ,  性能評価 ,  経路選定 ,  行為 ,  ハッシュ関数
準シソーラス用語： *モバイルアドホック網 ,  ルーティング ,  改竄

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (13件)：

• M. Alajeely, R. Doss, and V. Mak-Hau, “Packet faking attack: A novel attack and detection mechanism in OppNets,” Proc. CIS’14, 2014.
• Y. Cao and Z. Sun, “Routing in delay/disruption tolerant networks: A taxonomy, survey and challenges,” IEEE Communications Surveys & Tutorials, vol. 15, pp. 654-677, 2013.
• A. Chaintreau, P. Hui, J. Scott, R. Gass, J. Crowcroft, and C. Diot, “Impact of human mobility on opportunistic forwarding algorithms,” IEEE Trans. on Mobile Computing, vol. 6, no. 6, pp. 606-620, 2007.
• G. Dini and A. L. Duca, “Towards a reputation-based routing protocol to contrast blackholes in a delay tolerant network,” Ad Hoc Netw., vol. 10, 2012.
• W. Khalid et al., “A taxonomy on misbehaving nodes in delay tolerant networks,” Computers & Security, vol. 77, pp. 442-471, 2018.

タイトルに関連する用語 (5件)： 密度 ,  モバイルアドホック網 ,  攻撃 ,  手法 ,  性能評価