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J-GLOBAL ID:201902262303955932   整理番号:19A2687889

鳥海高原花立堤の自然環境 鳥海高原における資源探索の研究事例

Environment of Hanadate Pond in Chokai-Kogen: A research of resource exploration in Chokai-Kogen
著者 (6件):
資料名:
巻:ページ: 165-173 (WEB ONLY)  発行年: 2019年09月30日 
JST資料番号: U0770A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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秋田県由利本荘市の鳥海高原花立牧場公園内の花立堤において,水質,水生植物,水生動物,周辺土壌を調査した.花立堤は観光地にもなっているが,水質や生物等の調査記録はなく,生息する生物も不明であった.水質は清浄な流入水のため良好であるが,水の滞留に伴い腐植による有機汚濁が見られた.水生植物については7科15種が確認され,このうちヒメタヌキモは重要種である.開放水面の広い範囲にジュンサイなどの浮葉植物が繁茂し,沈水植物の分布は極めて限られていた.水底に堆積した10~40cmの有機物由来の泥を基盤として,水深の浅いエリアを中心に浮葉植物が拡大したものと考えられた.水生動物は,昆虫はマツモムシ,イトトンボ類のヤゴ,魚類はモツゴ,トウヨシノボリ,キタノメダカなどのほか,ヌカエビなどが確認できた一方,目立った外来種は確認できなかったことから希少な在来の水生昆虫や魚類が生息している可能性は高い.周辺土壌は火山灰の混入があるばん土質の特徴をもつ褐色森林土と分類された.軽石様物質の混入が視認されたが,風化が著しく鳥海火山由来とは判断できず,十和田火山や白頭山からの火山灰の飛来も含めて多様な火山灰の混入が示唆された.(著者抄録)
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分類 (1件):
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都市問題,都市防災 

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