文献

J-GLOBAL ID：201902262306356057   整理番号：19A2895943

若年層のUターンを促進する要因と形成プロセスに関する研究 奄美大島龍郷町秋名・幾里集落を対象として

RESERCH ON FACTORS PROMOTING OF YOUNG PEOPLE AND ITS FORMATION PROCESS In cace of villages Akina Ikusato villages, Amami Oshima Tatsugocho

著者 (2件)： 齋藤嘉克 (芝浦工業大学) ,  佐藤宏亮 (芝浦工業大学)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 54  号： 3  ページ： 1424-1429(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「日本創生会議・人口減少問題検討分科会」は,2040年までに全国の市町村のうち約半数が消滅する恐れがあると発表した。移住定住促進を意図した政策により,近年国民の地方回帰意向が高まりその動きが注目されてきている。本研究では,奄美大島龍郷町秋名・幾里集落を対象地として研究を行なった。本研究対象地は奄美大島龍郷町20集落の中で,若年層のUターン者が多く,2008年から2018年の10年の間で急激に増加している。一般的に沖縄・奄美地域は帰還性が強く定年退職後のUターンについては離島研究の多くでも言及されてきた。しかし,若年層Uターン者の増加やその要因についての分析や報告も少なく,若者の回帰促進を考える上で回帰を促進する要因とその形成プロセスの究明は重要性が高い。(著者抄録)

シソーラス用語： *青少年 ,  回転 ,  人口移動 ,  *定着 ,  *因子分析 ,  経時変化 ,  奄美諸島 ,  集落 ,  島
準シソーラス用語： Uターン ,  奄美大島 ,  龍郷町 ,  離島 ,  秋名集落 ,  幾里集落

著者キーワード (6件)： 過疎集落 ,  若年層 ,  地方回帰 ,  depopulation villages ,  young people ,  local return

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (6件)：

• 1) 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 内閣府地方創生推進事務局(2018年6月),「まち・ひと・しごと創生基本方針 2018について~わくわく地方生活実現政策パッケージ~」
• 2) 平岡昭利、須山聡、宮内久光(2014年),『離島研究V』,海青社
• 3) 鄭 美愛(2010年),「奄美大島出身者のUターン移動の特徴と発生要因」,地理空間
• 4) 増田寛也(2014年),「地方消滅 東京一極集中が招く人口急減」,中公新書
• 5) 沖山観介、後藤春彦、角田理江(1998年),「転出者の意識からみるUターンのメカニズムに関する研究-加計呂麻島転出者を事例として-」,日本建築学会関東支部研究報告集,No.69, p533-536

タイトルに関連する用語 (6件)： 促進 ,  要因 ,  形成プロセス ,  研究 ,  奄美大島 ,  集落